ADIDAS Hyperboost Edge レビュー【ブースト超えの反発力】
2026年3月にADIDAS(アディダス)のHyperboost Edge(ハイパーブーストエッジ)が先行発売されました。新開発の「ハイパーブーストPro」フォームを初めて搭載した話題のランニングシューズ。サイズやフィット感、履き心地などを詳しく解説します。
当ブログは広告・アフィリエイトから収入を得ていますが、PR案件・商品提供はお断りしており、ランニングアイテムは全て自費で購入しています。
ADIDAS ハイパーブーストエッジ Hyperboost Edge
- 個人的な評価
- 主な特徴とスペック
- サイズとフィット感
- 【良い】安定感が非常に高い
- 【良い】弾むような反発力
- 【良い】デザインが秀逸
- 【微妙】足首周りのフィット感が頼りない
- 【比較】ブーストソールを超えるか?
- 【寿命】耐久性チェック
- 【結論】ブースト超えの反発力
個人的な評価
2026年3月はすでにON「Cloudmonster 3」とHYBEX「Hx Lens」を購入しているので、次のランニングシューズは4月に発売予定のNIKE「Pegasus 42」まで我慢しよう…。そう決心したはずなんですが、ADIDASの新作シューズ「Hyperboost Edge」が発売されると知り、心が揺れ動きました。
なぜなら「Hyperboost Edge」にはADIDASが新たに開発したフォーム材「ハイパーブーストプロ」が搭載され、過去に私が愛用していた「ブースト」フォームを超えると期待されているから。さて、どんな風に進化したのか?
今回はADIDAS公式アプリからの抽選販売という形だったので、とりあえず応募しておきました。当選すると自動的に決済されて商品が発送される仕組み。結局、当選して2日後に「Hyperboost Edge」が自宅に届きました。運が良かったのか、あるいは購入希望者が少なかったのか、真実は分かりません。
「Hyperboost Edge」をランニングで使ってみて感じた良い点、悪い点は次のとおり。それぞれ詳しく解説していきます。
良い点
- 安定感が非常に高い
- 弾むような反発力
- デザインが秀逸
悪い点
- 足首周りのフィット感が頼りない
主な特徴とスペック
まずは「Hyperboost Edge」の特徴を見ていきましょう。
ミッドソールは「ハイパーブーストPro」
ミッドソールは、アディダスが新たに開発した軽量フォーム「Hyperboost Pro」をはじめて搭載。公式サイトによると「アディダスのレーシングシューズに受け継がれてきたテクノロジーの革新をヒントに、一つ一つのメリットをレベルアップさせている」とのこと。
アッパーは「Primeweave」
アッパーはPrime weaveと呼ばれる柔らかくて軽いウーブンアッパーを採用。骨組みの部分とメッシュの部分に分かれています。シュータンは厚みがあり、内側がシューズと一体化したガセットタン仕様。アンクルパッドはクッションが少なめですが、ヒール周りのフィット感を高めるヒールポッドを内側に配置しています。
アウトソールは「LIGHTTRAXION
アウトソールは、フルレングスのライトトラクション。つま先からカカトまで全面が覆われており、中央にミッドソールのスタックハイト(高さ)を表す「39mm 45mm」と書かれています。
ドロップは6mm
ヒールの高さが45mm、フォアフットの高さが39mmなので、ドロップは6mm。基本的にランニングシューズはワールドアスレティックス(世界陸上競技連盟)の公認シューズの基準である39mmまでに収まるよう設計されるので、45mmはかなり高いですね。
重量は255g(27cm)
重量は27cmのカタログ値が255g。私が購入した26cmの実測値が243gでした。
定価は24,200円
今やプレミアムジョギングシューズは定価2万円を軽く超えるようになりました。一昔前のレーシングシューズの価格帯ですね。
サイズとフィット感
次に「Hyperboost Edge」のサイズ選びの注意点や、実際に足を入れた時のフィット感について見ていきましょう。
私は身長170cm、体重60kg、ランニングシューズのサイズは通常タイプなら26cm、ワイドタイプなら25.5cmがジャストフィットとなります。今回は26cmを購入。私が所有する「Adizero Boston 13」と並べると、ひとまわり大きいことがわかります。これで同じ26cm。
最初はサイズを間違えたんじゃないかと焦りましたが、足を入れてみると、安心しました。26cmでジャストサイズ。ミッドソールがめちゃくちゃボリューミーなので大きく見えるだけでしたね。全体的に細長で、つま先の先端はスペースが余裕があります。幅は窮屈には感じませんが、スペース的に余裕はありません。
アンクルパッドはクッションが少なく、足首周りはスカスカしていますが、くるぶし下にあるヒールポッドのおかげで足がちゃんと固定されます。ガセットタンは足を押し付ける感じではなく、優しく包み込んでくれます。
【良い】安定感が非常に高い
実際に「Hyperboost Edge」を履いてランニングしてきました。まず、安定感が抜群に高いですね。ミッドソールが縦にも横にもボリュームがあり、靴底がフラットな形状なので、接地面積が大きくなっています。例えると、雪の上を歩く時に使う、かんじきを履いているような感じ。体圧分散に優れ、足がぐらつく心配が全くありません。
【良い】弾むような反発力
ハイパーブーストクッションは、手に持った感じはまるで麩菓子のように軽く、指で強く押したらボロボロ崩れそうですが、実際にはものすごく反発力が強くて、剛性も非常に高くなっています。カーボンプレートを内蔵していないのに、曲げようとすると、つま先の先端以外はびくともしません。
着地の際にはそこまで沈み込みませんが、蹴り出しの際に感じる「ポン」と弾むような反発力が印象的でした。キロ6分から4分まで、ペースを変えて走ってみましたが、どのペースレンジでも快適に走れる気がします。見た目が上履きみたいなので、ジョギング専用かなと思ったら、結構サクサクペースアップできて驚きました。
個人的に最も快適に感じたのはキロ5分30秒ぐらい。ただし衝撃吸収力はそんなに高くないので、これを履いて20km、30km走れるかというと、ちょっと自信がないですね。
【良い】デザインが秀逸
ランニングシューズの性能とあまり関係ありませんが「Hyperboost Egde」はデザインがカッコいいですよね。無駄がなく、アッパー・ミッドソール・アウトソールがシームレスに繋がったようなミニマリスティックなデザイン。
アディダスのロゴのスリーストライプスは普通、アッパーの部分にプリントされていますが、こちらは厚みのあるミッドソールに配置されている珍しいパターン。もしスリーストラプスがなかったらアディダスって分からないですし、ランニングシューズにも見えません。最初に見たときは、小中学校の上履きか?と思いました。
【微妙】足首周りのフィット感が頼りない
ちょっと微妙だなと感じたのは、足首周りのフィット感。私は厚めのアンクルパッドでぴっちり埋められるのが好きなので、こういうスカスカっした感じはちょっと馴染めません。
ヒールポッドがあるので、ヒールがしっかり固定されますが、ヒール周りにエアポケットみたいなスペースがたくさんあって、それがちょっと気持ち悪い。まあこれは好みの問題ですけどね。
【比較】ブーストソールを超えるか?
ここ数年、私は「アディゼロボストン13」や「アディゼロプロ4」などを愛用しており、Lightstrikeフォームとエナジーロッドが生み出す柔らかいクッションと力強い推進力に慣れているので、やや硬めで反発力のあるハイパーブーストエッジは新鮮味があります。
今回、ブーストという言葉自体、久しぶりに聞きました。最後にブースト搭載のシューズを履いたのは2021年に購入した「Ultraboost 21」。こちらは人気シリーズの21代目モデルで、最新モデルは2023年に発売された「Ultraboost Light」。
私が知っている「ブースト」フォームは、発砲スチロールのように軽いのに、反発力が高く、耐久性も悪くなく、ジョギングからちょっとアップテンポなランまで使用できる感覚。ただし衝撃吸収が高くないので、20kmを超える長距離走には向いていません。10kmぐらいがちょうど良い。
「Hyperboost Edge」に搭載されている「ハイパーブーストPro」は反発力が強くなり、「ブースト」から着実に進化したように感じます。今後も「ブースト」は継続されるのか、あるいは「ハイパーブーストPro」に置き換わるのか、気になるところです。
【寿命】耐久性チェック
耐久性については後日、しばらく走り込んでからアップデートします。
【結論】ブースト超えの反発力
以上、ADIDASの「Hyperboost Edge」をレビューしました。新開発の「Hyperboost Edge」は反発力が高く、安定感も高くチューニングされており、ジョギングからアップテンポなランまで弾むように走れます。反発力だけでなくデザインも従来の「ブースト」搭載モデルより格上の存在。
ただしその分、定価24,200円と割高な価格設定になっています。汎用的なランニングシューズが欲しいなら「Adizero Boston 13」の方がジョギングやペース走、長距離走まで幅広く対応できますし、実勢価格が1万円を切りつつあってコスパが最強。
「Hyperboost Edge」はランニングをカジュアルに楽しみたい人、スニーカーとしてもお洒落に履きこなしたい人におすすめの1足です。
関連記事
ADIDAS Boston 13 レビュー【欠点1つ。気にならなければ最高のシューズ】
【レビュー】Adidas ウルトラブースト 21
関連動画
ランニングアイテムのレビューや旅ラン、マラソン大会の動画を週1で更新しています。チャンネル登録してもらえると嬉しいです。もっと見る
購入ガイド
本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。
ADIDAS ハイパーブーストエッジ Hyperboost Edge
Adidas Adizero Boston 13