マラソンブロガーおすすめのランニングシューズ【2023年版】
僕がこれまでに購入した中から自信を持っておすすめできるランニングシューズを紹介します。
2018年以降、自費で購入したランニングシューズの数は60足に迫り、平均すると新作シューズを毎月1足買っています。
中には買って後悔したシューズもあります。でも、これを買っておけば間違いないという「神シューズ」にも出会えるので、課金沼から抜け出せません。
購入したシューズは全足、レースや練習など実戦で使用し、忖度なしで評価しています。2018年以降に購入した僕のコレクションもあわせて公開しますね。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
買ってよかったシューズ
ここでは、過去に購入した中で満足度が高く、2022年10月の時点でも履いているランニングシューズを紹介。「買ってよかった」と思う理由もあわせて解説します。
【On】Cloudvista Waterproof
2022年9月に発売されたOnの「Cloudvista Waterproof」は、トレイルもロードも同じくらい快適に走れる「Cloudvista」に防水性能が加わったモデルです。これ1足あれば、街中でも山の中でも、晴れの日でも雨の日でも走れます。
【ミズノ】ウエーブライダー26
マラソントレーニングの基本はジョギング。フルマラソンの自己ベスト更新を目指すなら、練習の相棒となる最高のジョギングシューズが必要です。
ミズノのフラグシップモデル「ウエーブライダー」は、23代目から履いていますが、毎年着実に進化し続け、ジョギングシューズとしての完成度を高めています。
ミッドソールに内蔵された「ミズノウエーブ」が左右ブレを抑え、ランニングフォームが崩れやすいマラソン初心者でも楽に履きこなせます。近所をサクッと走るジョギングから週末の30km走まで、幅広いシーンで活躍する1足です。
【サッカニー】エンドルフィンプロ3
個人的には、レースシューズの最高傑作です。クッション性、反発力、安定感のバランスが絶妙で、独特なライド感がクセになります。
ミッドソールには、サッカニー史上最高スペックのクッショニング素材「PWRRUN PB」を作用。発泡スチロールみたいな素材ですが、軽くて丈夫で適度なクッションと反発力を感じます。
接地面積が大きく、安定感も非常に高いため、マラソン初心者でも問題なく履きこなせる最速級マラソンシューズです。
買って後悔したシューズ
参考までに、過去に購入した中で、買ったことを後悔したランニングシューズも紹介します。ランニングシューズ自体の問題というより、選び方に問題がありました。
【On】Cloudflash (2018)
2018年にOnの史上最速ランニングシューズ「Cloudflash」を購入しましたが、サイズ選びに失敗しました。他のモデルに比べて縦に長く、足首を固定しても足の前後のズレは完全に防ぎきれず……。
ルマラソンとハーフマラソンで使用しましたが、2回とも足裏に親指サイズの水ぶくれが出来てしまいました。結局、その後はお蔵入りとなりました。
「東京マラソン2018」の直前に購入したため「今から交換したら間に合わない」という焦る気持ちもあったのでしょう。ランニングシューズのフィッティングは慎重に時間をかけて慎重にやるべきだと学びました。
ちなみに「Cloudflash」は2020年にモデルチェンジをしており、そちらはまだ試していません。
【ナイキ】テンポ ネクスト%
ナイキの最速マラソンシューズ「アルファフライ ネクスト%」のトレーニング版というユニークな位置づけに興味を持って購入しました。
フォアフットには反発力に優れた「ズームエア ポッド」を搭載。エネルギーの変換効率が非常に高く、自分のスピード感覚がバグるほど簡単にスピードが出せます。
それはそれで「怖いな」と思ったのと、フライイーズ(FLYEASE)というシューズの着脱システムの使い勝手が悪く、使うのが面倒になりました。
冷静に考えると、トレーニングで使うなら「ズームフライでもいいじゃん」とも思います。最速シューズのトレーニング版みたいにポジションニングが曖昧なシューズは長続きしない傾向にあります。
なお、ここからは「とも」が2018年以降に購入したランニングシューズを一挙公開します。興味があれば、レビュー記事も読んでいただけると嬉しいです。
2022年
2022年は各社から最速級マラソンシューズの発売が相次ぎ、今までにないペースでランニングシューズを購入しています。一方で、定番と言われるロングセラーモデルも新たに開拓しています。
【アシックス】GT-2000 10
ロングセラーには長年愛され続ける理由があるという持論のもと、アシックスのロングセラーモデルの最新作「GT-2000 10」を購入。ミッドソールに「FLYTEFOAM PROPEL」と「LITETRUSS」に「GEL」の混合素材を採用し、安定感の高い履き心地を実現しています。
ジョギングシューズの中ではペースアップがしやすく、ファルトレクやビルドアップにもおすすめです。
【On】Cloudvista
Cloudventureよりも軽量なトレランシューズが欲しくて「Cloudvista」を発売直後に購入。アウターソールの「Mision Grip」が高い安定感を、ミッドソールの「Helionスーパーフォーム」がスムーズな走り心地を実現しています。
トレランシューズなのにロードでも同じくらい快適に走れるため、トレイル・クロカン・ロードを行き来する時に重宝しています。
【ナイキ】エアズーム ペガサス39
ナイキ史上最も売れているランニングシューズ「ペガサス」は毎年新作を買い続けています。前作は期待外れでしたが、2022年の新作「エアズーム ペガサス39」はジョギングシューズとしての完成度が高まりました。
ただし「エアズーム ペガサス37」の頃とは異なり、高速ペースは苦手な様子。主に10〜20kmのジョギングで使っています。
【アシックス】メタスピード スカイ+
4月の「かすみがうらマラソン2022」では「メタスピードスカイ」を履いてフルマラソンの自己ベストを更新。その後継モデルの「メタスピードスカイ+」を買わない理由はありませんでした。ミッドソールの「FF BLAST TURBO」が前作よりも4%増量されました。
実戦では「北海道マラソン2022」で使用。脚が疲れにくく、フルマラソン後半も余裕を持って走れます。
【アシックス】メタスピード エッジ+
「メタスピード スカイ+」と同時に発売された「メタスピード エッジ+」も購入。両者の違いが知りたくて履き比べてみると「エッジ+」の方がスピードが出しやすい印象でした。
実戦では5000mのレースで使用。その後「新潟シティマラソン2022」のフルマラソンに投入したところ、自己ベストを4分半近く更新する快挙につながりました。
【ブルックス】ハイペリオンエリート3
ブルックスの「ゴースト14」が気に入ったので、最速モデルの「ハイペリオンエリート3」を発売日に購入。液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡・成型したミッドソール材「DNA FLASH」は、ロッキングチェアのように転がすと高速ペースでも楽に走れます。
主にペース走で使用していますが、クッション性能が弱いためレースでの使用はまだ躊躇しています。
【アディダス】アディゼロ アディオス プロ 3
アディダスの最速マラソンシューズに興味を持ち、2022年新作の「アディゼロ アディオス プロ 3」を購入。ミッドソールの厚さは39.5mmと、ワールドアスレチックス(世界陸連)が許容する40mmにギリギリまで攻めています。ミッドソール素材の「LIGHTSTRIKE PRO」はクッション性能が高くて好感触でした。
主にペース走やロングインターバルで使用しています。
【ナイキ】ズームフライ5
レースシューズとジョギングシューズの中間に当たるシューズが欲しくて2022年新作の「ズームフライ5」を購入。ミッドソール剤が「Nike React」から「ZoomXフォーム」にアップデートされ、前作とは別物のシューズに生まれ変わりました。
長距離のペース走など、距離とペースが求められる練習に 適しています。8月の淡路島1周150kmの旅ランでも着用しました。
【アシックス】ゲルカヤノ29
年始に購入した「GT-2000 10」が高評価だったので、アシックスの別のロングセラーモデルの新作「ゲルカヤノ29」を購入。「FLYTEFOAM BLAST Plus」のミッドソールは足圧分散に優れ、極上のクッション性能が体感できます。
主にジョギング専用ですが、オールブラックを選んだので普段履きのスニーカーとしても使っています。
【サッカニー】エンドルフィンプロ3
初代「エンドルフィンプロ」は相性抜群でしたが、サイズ選びに失敗して実戦での投入は実現せず。その教訓を生かして2022年の新作「エンドルフィンプロ3」ではワンサイズ上を選びました。クッション性能、反発力、安定感のどれをとっても自分には完璧な1足です。
実戦では「一関国際ハーフマラソン」に投入し、3:45/km〜3:55/kmのペースがスムーズに走れました。
【On】Cloudvista Waterproof
3月に購入した「Cloudvista」はトレイルもロードも同じくらい快適に走れる万能シューズでしたが、水濡れに弱いことが唯一の欠点でした。その半年後に防水加工を施した「Cloudvista Waterproof」が発売され、即購入。
防水仕様でも従来の快適性が損なわれず、雨の日のランニングが待ち遠しくなりました。
【ミズノ】ウエーブライダー26
ミズノのフラグシップモデル「ウエーブライダー」は毎年新作を買い続けています。2022年の新作「ウエーブライダー26」はミッドソール材「ミズノエナジー」を2mm増量し、ウエーブプレートの波形構造もアップデートしています。
ジョギングシューズとしての完成度が高く、10〜30kmのどの距離でも安定した走りをサポートしてくれます。