
2021年4月に発売されたMETASPEED SKY (メタスピード スカイ)は、アシックスのトップアスリート向けのランニングシューズ。カーボンプレートを搭載し、前足部のクッションに厚みを持たせることでストライド(歩幅)を大きく伸ばせるようにしている。実際に履いてみて気づいた点を紹介する。続きを読む
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富山県黒部市の宇奈月温泉から黒部渓谷沿いの「やまびこ遊歩道」をランニングしてきたので紹介する。Googleマップには載っていない赤い鉄橋「山彦橋」を渡るのが大事なポイント。
今回の旅ランの相棒は、アシックスの最速級マラソンシューズ「メタスピード スカイ」。レースやスピード走はもちろん、ジョギングでも快適に走れる。翌日に参加した「黒部名水マラソン2022」もこれで挑んだ。
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#黒部名水マラソン の前日は宇奈月温泉〜やまびこ遊歩道を走ってきました。鉄橋あり、トンネルあり、ダムありで楽しめます。宇奈月ダムでは「ダムカード」をゲット pic.twitter.com/uPT5Xb6G1r
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) May 21, 2022
宇奈月(うなづき)温泉は、富山県北東部にある温泉街。泉質は無色透明の肌にやさしい弱アルカリ性単純泉だ。「美肌の湯」としても知られている。
温泉街の最寄駅は富山地方鉄道の終点、宇奈月温泉駅。北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅に隣接する新黒部駅から30分ほどでアクセスできる。
宇奈月温泉駅から先は「黒部峡谷トロッコ列車」に乗り換えると、トロッコ列車に乗って黒部川のさらに上流を目指せる。僕も一度乗ったことがあるが、黒部渓谷の絶景と断罪絶壁スレスレをゆくスリルが同時に楽しめる奇妙な体験だった。
今回は「黒部名水マラソン2022」に参加するため、宇奈月温泉の「宇奈月温泉 お酒のお宿喜泉」で前泊することにした。名前のとおりお酒好きには堪らない宿だが、残念ながら僕はアルコールが一滴も飲めない。でも源泉掛け流しの温泉は最高だった。
マラソン大会の前日はランオフ(=走るのを休む)するよりも、軽くジョギングしておいた方が良い。そんなわけでチェックインを済ませると、すぐに温泉街へ走りに出かけた。
まずは宇奈月温泉駅を目指すことにした。黒部川を渡り、昔ながらの旅館が立ち並ぶ温泉街を駆け抜けていく。
まもなく「宇奈月公園」に差し掛かる。すると何か動く物体が目に飛び込んできた。なんと、野生のサルだった。
温泉街の中心にある十字路でもサルを発見。人を恐れる気配がないので、慣れているのだろうか。
温泉街のメインストリート(おもかげ通り)を進んでゆく。
こちらは「湯めどころ宇奈月総湯」。源泉掛け流しの日帰り温泉と観光案内所が併設された場所だ。先月「魚津しんきろうマラソン2022」に参加した後、汗を流しにここを訪れたばかり。
ようやく宇奈月温泉駅に到着。
さらに進んでいくと、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅の駅舎が見えてきた。
Googleマップによると、これより先はトロッコ列車に乗らないと黒部川の上流には行けない。一旦宿まで引き返して、宇奈月温泉駅の対岸の道路を走って行こうとした時「遊歩道周辺案内」と書かれた看板を目にした。
これを見ると「山彦橋」を渡って「やまびこ遊歩道」経由で黒部川の上流に行けることが分かった。やっぱり現地での情報収集は大事だなと改めて実感した。
寂れた階段を下り、トロッコ列車の線路下を通り抜ける。
すると目の前に真っ赤な鉄橋が姿を現した。こちらが「山彦橋」。
山彦橋からはもうひとつの鉄橋が見える。こちらは「新山彦橋」。調べてみると、かつては「山彦橋」をトロッコ列車が通っていたが「新山彦橋」が完成してからは遊歩道として再利用されているとのこと。
山彦橋を渡ると、今度はトンネルの入口があった。
トンネルの中はこんな感じ。所々に窓のような穴が空いているので、そこまで暗くはなかった。
トンネルを抜けると自動車道と合流する。そこには「宇奈月ダム展望台」と書かれた休憩所があった。
しばらく自動車道にそって走り続けると「宇奈月ダム」の入口に差し掛かった。
一応「資料室はこちら」と書かれた看板を見つけたので、矢印の方向に向かってゆくとダムの資料室があった。
そんなに大きな資料室ではなく、ざっと見るのに5分もかからなかった。
帰り際に「ダムカード」というものを貰って資料室を後にした。
ダムの先には「うなづき湖第一展望広場」という駐車場兼休憩所がある。この辺りは宇奈月ダムに堰き止められた「宇奈月湖」が広がる。そして峡谷沿いをトロッコ列車がのんびり走ってゆく。
湖面橋を渡って再び黒部川の対岸へ。
ここからは「とちの森トンネル」の中をしばらく走る。薄暗いがぎりぎりライトなしでも走れる感じだった。とはいえ、こういう山奥のトンネルをひとりで走るのは恐怖でしかない。
しばらくすると「木管事件碑」と書かれた看板を目にした。殺人事件とかだったら嫌だな……と思いながら恐るおそる案内板を読むと、こんなことが書かれていた。
宇奈月温泉木管事件は、戦前の大審院が、初めて「権利の濫用」という文書を判決文の中で使い、所有権の濫用になる請求を許さなかった民事裁判として有名である。対象六年、黒薙川上流から宇奈月温泉まで引湯木管が敷設されたとき、個人所有地のわずか六平方メートルほどの部分につき承諾を得ていなかった。この土地と隣接地の買主が、土地所有権の妨害を強調して地価の数十倍の高値での全部買収を要求し、これを拒否されたため引湯木管撤去と立ち入り禁止を求めて提訴したが、第一審・第二審共に敗訴した。大審院も買主の請求を認めなかった。ーー現地案内板より
なるほどね、とりあえず殺人事件じゃなくてよかった。
木管事件碑を後にして、宇奈月湖を左手に見ながら走り続ける。
そしていよいよ終着点の「とちの湯露天風呂」に到着。黒部峡谷の対岸を走るトロッコ列車と宇奈月湖を望みながら入浴できる日帰り温泉施設だ。
これより先の道はないので、往路と同じ道をたどりながら旅館に戻った。帰り際に新山彦橋を渡るトロッコ列車の写真を山彦橋から撮影することができた。ナイスタイミング。
以上、宇奈月温泉〜やまびこ遊歩道のランニングコースを紹介した。往復6km強なので、旅のついでに気軽に走れる距離だと思う。山彦橋や宇奈月湖も観光できて一石二鳥だ。
参考までにストラバのアクティビティを載せておく。
今回の旅ランの相棒は、アシックスの最速級マラソンシューズ「メタスピード スカイ」。レースやスピード走はもちろん、ジョギングでも快適に走れる。翌日に参加した「黒部名水マラソン2022」もこれで挑んだ。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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