
マラソンブロガーのtomoです。
しんきろうロードは富山県魚津市にある全長6kmの観光道路。しんきろうサイクリングロードの一部でもあり、富山湾沿いの絶景を見ながらランニングやサイクリングが楽しめます。運が良ければ蜃気楼が見られるかも。
「しんきろうロード」は富山県魚津市の海岸沿いを走る道路で、経田からミラージュランドまで約6kmの区間を指します。
富山県魚津市は「蜃気楼の見える街」として知られており、3月下旬から6月上旬にかけて気象条件が合えば富山湾側に内陸の反転した風景が見えるそうです。
とはいえ肉眼で見るのは難しいため、蜃気楼を見ながらランニングやサイクリングできると期待しない方が無難です。
毎年4月にはこの地で「魚津しんきろうマラソン」が開催され、コースの一部で「しんきろうロード」を走ることができます。
「しんきろうロード」は、黒部市と富山市を結ぶ「しんきろうサイクリングコース」の一部でもあります。
並走する区間はサイクリングコースを表すブルーのラインが表示されています。
「しんきろうロード」の起点は以下のとおり。いずれも富山湾沿いを走るローカル線・富山地方鉄道でアクセスできます。
魚津市の北側にある経田(きょうでん)というエリアが「しんきろうロード」の北側の起点です。最寄駅は富山地方鉄道の経田駅。
南側の起点は遊園地とプールが併設されたレジャー施設「ミラージュランド」。最寄駅は富山地方鉄道の西魚津駅です。
今回は「魚津しんきろうマラソン2022」の前日に「しんきろうロード」を走ってきました。2022年4月23日。天気は曇り後晴れでしたが、肝心の蜃気楼は見えませんでした。
宿は新魚津駅近くのホテル。そこから富山地方鉄道で一駅の経田(きょうでん)駅へ移動し、海岸方面へ向かいました。こちらは経田漁港の様子。
海岸沿いの歩道を南へ向かって走り始めます。
時折立ち止まって富山湾方面を凝視しますが、蜃気楼らしきものは見えません。
気象条件が合えば、こんな感じに見えるそう。子どもの頃に映画『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』を観て「蜃気楼」という言葉を初めて知りましたが、未だ実物を見たことはありません。
途中「蜃気楼」という道の駅を通過。蜃気楼らしさを出しています。この近くには「蜃気楼展望台」がありますが、今回は時間がないのでスルー。
「埋没林」とは大昔の原生林が埋没したもの。魚津にはスギ原生林が約2000年前に埋没した「魚津埋没林」があり、国の特別天然記念物に指定されています。
魚津埋没林を展示する博物館の前を通りかかったので、寄り道してきまました。
魚津埋没林博物館。今から2000〜1300年前にこの辺りにあった杉原生林跡らしい。水中にあっても腐らないの不思議🤔
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) April 23, 2022
博物館HP https://t.co/PzsLrzc0HG pic.twitter.com/4iOhLyXjxY
富山湾沿いの歩道をひたすら南下します。まだ雲が多く、蜃気楼が見える気配はないですね。
途中で「魚津の米騒動」と書かれた看板を発見。公園の一角にこんな感じの記念碑がありました。日本の近代史に残る「米騒動」は、ここ魚津で起こった米騒動がきっかけだったそうですよ。
「魚津の米騒動」を後にして走り続けると、赤いミラージュランドの観覧車が見えてきました。近くで見るとこんな感じ。
そして魚津市と滑川市の境を流れる早月川に到着。「しんきろうロード」はここで終了ですが、「しんきろうサイクリングロード」はここからさらに南下して富山市に繋がっています。
ミラージュランドからは富山地方鉄道の西魚津駅へ向かい、電車で新魚津駅に戻りました。今回の旅ランはこれにて終了。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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