【ホカ クリフトン11 レビュー】進化なし。でも最高(動画あり)
2026年7月にホカのランニングシューズ「クリフトン11」が発売されたので購入しました。価格は19,800円。柔らかいクッションとライド感を高いレベルで両立した万能シューズですが、前作「クリフトン10」からの進化はほとんど感じられず、その辺りも含めて詳しくレビューしていきます。
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この記事の目次
- 【結論】進化なし。でも最高
- コンプレッション成型EVAフォーム
- サイズ感と履き心地
- ライド感が素晴らしい
- 安定感も非常に高い
- でも前作から進化なし
- クリフトン10との違い
- クリフトン11は買いなのか?
- 本命はクリフトンプロなのか?
【結論】進化なし。でも最高
「クリフトン11」は、ジョギングから長距離走まで快適に走りたいランナーにおすすめのシューズです。メタロッカーが生み出す独特なライド感がクセになり、ハマる人はどハマりすると思います。
「クリフトン」は、ホカ(Hoka)のロードランニングシューズを代表するフラグシップモデル。私はシリーズ5代目の「クリフトン5」から毎年新作を履き続けており、昨年の「クリフトン10」は、2025年に購入した21足のランニングシューズの中で最高評価のシューズでした。そんな最高の「クリフトン10」からほぼ進化せずに発売されたのが「クリフトン11」です。
コンプレッション成型EVAフォーム
「クリフトン11」のスペックは次のとおり。
- ミッドソールはコンプレッション成型EVAフォーム
- スムーズな重心移動を促すメタロッカー構造
- アッパーはエンジニアードジャガードニット(2層構造)
- アウトソールはラバー(フォアフットとヒール周りに配置)
- ドロップは8mm(ヒール42mm・フォアフット34mm)
- 重量は283g(メンズ27.0cmカタログ値)
- 定価は19,800円
ミッドソールには、コンプレッション成型のEVAフォームを採用。指で押すと結構硬く、しっかりとした反発力を感じます。スタックハイトはヒール42mm・フォアフット34mm、ドロップは8mmとなります。
スムーズな重心移動をサポートするメタロッカー構造を採用。ソールの剛性は高く、つま先以外は曲げてもびくともしません。
アッパーはエンジニアードジャガードニット。生地は非常に薄いのですが、一応2層構造になっていて、耐久性と軽量性をうまくバランスさせています。シュータンはガセットタン仕様ではありませんが、二重のレースロックを採用することでホールド感を高めています。
アンクルパッドは軽くて柔らかいクッションを厚めに配置し、足首を隙間なく埋めてくれます。ヒールカップは剛性が高く、かっちりとした印象です。
アウトソールは、耐久性と耐摩耗性に優れたラバーをフォアフットとヒール周りに配置し、ミッドフットは剥き出しになっています。
重量は、メンズ27.0cmのカタログ値が283g、私が購入したメンズ25.5cmのワイドは実測値で254gでした。
サイズ感と履き心地
今回は発売日の当日に、東京の有楽町駅近くにある直営店「HOKA Marunouchi」で購入しました。選んだカラーは、明るいブルーがアクセントになった「フロスト/ブラック」。ホカのブランドカラーに近い色味ですね。
私は身長170cm・体重61kg。ランニングシューズのサイズは、スタンダードタイプで26.0cm、ワイドタイプで25.5cmがいつものジャストサイズです。スタンダードタイプの26.0cmだと縦長すぎたので、ワイドタイプの25.5cmを履いたら程よく収まりました。私の場合、クリフトンはワイドタイプの方が相性が良いみたいです(前作も同じ)。
ホールド感は、さすがクリフトンといった感じで素晴らしいですね。アンクルパッドもアッパーもそんなに重厚感があるわけではないのに、左右から足がグッと押さえつけられる感じがします。普通のシューズなら軽くて頼りないところですが、クリフトンは軽いのに守られている感が半端ないんですよね。
ライド感が素晴らしい
「クリフトン11」の最大の魅力は、やはりライド感です。ロッキングチェアのようにコロコロと転がして走ると、足に力を入れなくてもスムーズに加速していきます。長い距離を疲れずに走るのに最適なシューズだと思います。
しかも、細かいペースチェンジにも柔軟に対応できるのがいいところ。クッションが柔らかすぎず、適度な反発力があるので、のんびりしたジョギングだけでなく、少しアップテンポなランまで幅広くカバーできます。
安定感も非常に高い
また、「クリフトン11」は安定感が非常に高いのも魅力です。フォアフットだけでなく、ヒールからミッドフットにかけても接地面積が広く、どこで着地しても走りが安定します。さらに、靴底のクラッシュパッドが押し潰されることで、自動車のサスペンションのようにブレをスムーズに吸収してくれます。
でも前作から進化なし
気になる欠点は特にありません。唯一あるとすれば、前作「クリフトン10」からの進化がほとんど感じられないこと。裏を返せば、それだけ「クリフトン10」の完成度が高かったということなんですけどね。
シリーズものの評価は難しいですよね。お気に入りのモデルがあれば、逆に変わってほしくないという人もいるわけで、変化や進化が必ずしも良いとは限らない。まあでも、クリフトンのようなブランドを代表するフラグシップモデル、かつ業界のベンチマークとなるモデルには、ついつい期待値が高くなってしまうものですね。
クリフトン10との違い
参考までに、前作「クリフトン10」と比較してみましょう。以下は基本スペックのまとめです。
| クリフトン11 | クリフトン10 | |
|---|---|---|
| 発売 | 2026年7月 | 2025年4月 |
| ミッドソール | コンプレッション成型EVA | コンプレッション成型EVA |
| スタックハイト | ヒール42mm・フォア34mm | ヒール43mm・フォア35mm |
| ドロップ | 8mm | 8mm |
| アッパー | ジャガードニット(3Dシリコンプリント追加) | ジャガードニット |
| 重量(25.5cmワイド実測) | 254g | 244g |
| 定価(税込) | 19,800円 | 19,800円 |
写真は左が「クリフトン11」、右が「クリフトン10」。どちらもメンズ25.5cmのワイドタイプです。アッパーには3Dシリコンプリントが追加されていますが、履き心地の違いは実感できませんでした。
ミッドソールは構造的にほとんど同じ。スタックハイトは「クリフトン11」の方が1mm低くなっていますが、ドロップは両者ともに8mmです。重ねてみると、「クリフトン11」の方がミッドフットの幅が若干狭くなっているのが分かります。
アウトソールのパターンもほぼ同じですね。
ちなみに店員の方に聞いたところ、「クリフトン11」はインソールが柔らかくなったとのこと。取り出してみると、確かに「クリフトン11」の方が厚みと弾力性がありましたが、ランニング中に違いを感じるかと言われると、私にはよく分かりませんでした。
クリフトン11は買いなのか?
「クリフトン11」は、「クリフトン10」と同様にシリーズ最高峰の履き心地だと思いますが、前作からほとんど進化が感じられなかったので、個人的には、わざわざ「クリフトン11」を買う理由はなく、安くなった「クリフトン10」で十分かなと思います。
最近購入したブルックス(Brooks)の「ゴースト18」も同じでした。前作「ゴースト17」からアッパーとインソールがアップデートされましたが、走りに影響するような進化は感じられず、こちらも安くなった前作で十分だよね、という結論でした。
本命はクリフトンプロなのか?
クリフトンのファンとしては、2026年7月に発売される「クリフトンプロ(Clifton Pro)」も気になります。公式サイトによると「クリフトンプロ」の特徴は次のとおり。
- CLIFTONシリーズをベースに、より高いパフォーマンスを求めるランナーに向けて進化を遂げたモデル
- 反発性に優れたスーパークリティカルフォーム(SCF)と、アグレッシブ・メタロッカーを組み合わせた「PROGLIDE™+テクノロジー」を初めて搭載
- 走行距離を重ねるタフなトレーニングに励むランナーに向けて、耐久性に優れた構造と上質な素材を採用
次世代のデイリートレーニングモデル「CLIFTON PRO」が7月10日より登場
— HOKA JAPAN (@hoka_japan) June 25, 2026
無駄のない洗練されたシルエットと初搭載のPROGLIDE™+テクノロジーを組み合わせ、ランナーのポテンシャルを最大限に引き出します。日々の積み重ねを、自己ベスト突破へと繋げていきます。#CLIFTONPRO #走った分だけ速くなる pic.twitter.com/Xa3eWzdJ7G
最近、ランニングシューズを購入するペースが早まっているので、10日後に「クリフトンプロ」を買うのはさすがに自粛したほうが良さそうですが、我慢できる自信はありません。
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動画レビュー
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