【アシックス ゲルカヤノ33 レビュー】予想外の進化形態 【アシックス ゲルカヤノ33 レビュー】予想外の進化形態 【アシックス ゲルカヤノ33 レビュー】予想外の進化形態 【アシックス ゲルカヤノ33 レビュー】予想外の進化形態
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【アシックス ゲルカヤノ33 レビュー】予想外の進化形態(動画あり)

2026年6月にアシックスの定番ランニングシューズ「ゲルカヤノ33(Gel-Kayano 33)」が発売されたので購入しました。価格は22,000円。前作「ゲルカヤノ32」から全面的にアップデートされ、まるで別シューズのようですが、ゲルカヤノならではの安定感・安心感はしっかり引き継がれているので、その辺りもも含めて詳しくレビューしていきます。

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【アシックス ゲルカヤノ33 レビュー】予想外の進化形態

アシックス ゲルカヤノ33

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TOMO

この記事の目次

【結論】予想外の進化形態

「ゲルカヤノ33」は、軽めのジョギングからフルマラソンまで、長距離を安定して走りたいランナーにおすすめのシューズです。ゲルカヤノの最新作は、二層構造のミッドソール、安定性能を高める「FLUIDSUPPORT」、着脱しやすいシューレースシステムなどを新たに取り入れて、劇的に生まれ変わりました。個人的には予想外の進化でしたが、買ってよかったと思える形態に進化しています。

作っているのはアシックス(ASICS)。「ゲルカヤノ」は1993年に初代が発売され、30年以上にわたり世界中のランナーに支持されてきたロングセラーモデル。長時間でも安定した走りをサポートする設計に定評があり、私自身「ゲルカヤノ29」から「ゲルカヤノ32」まで毎年新作を履き続けており、主に20km以上の長距離走で使っています。

二層構造のミッドソール

「ゲルカヤノ33」のスペックは次のとおり。

  • ミッドソールはFF BLAST MAX(上層)とFF BLAST PLUS(下層)の二層構造
  • ヒールに衝撃吸収素材「PureGEL」を内蔵
  • 安定機構を「4D GUIDANCE SYSTEM」から「FLUIDSUPPORT」に刷新
  • アッパーはエンジニアードメッシュ、シュータンはガセットタン仕様
  • アウトソールはハイブリッドアシックスグリップ
  • ドロップは8mm(ヒール40mm・前足部32mm)
  • 重量は298g(メンズ27cmカタログ値)
  • 価格は22,000円
二層構造のミッドソール(上層FF BLAST MAX・下層FF BLAST PLUS)

「ゲルカヤノ33」のミッドソールは、ついに二層構造になりました。溝のラインを境に上下で分かれており、上層に「FF BLAST MAX」、下層に「FF BLAST PLUS」を採用。下層の方が硬めに作られており、上層を指で押してみるとグッと沈みますが、下層は指が押し返される感じです。スタックハイトはヒールが40mm、フォアフットが32mm、ドロップは8mmとなります。

ボリューム感のある厚底のゲルカヤノ33

見た目はボリューム感のある厚底ですが、手に持つと驚くほど軽く感じます。外側からは見えませんが、ヒール部分に衝撃吸収素材「PureGEL」を内蔵しています。

ミッドフット内側のFLUIDSUPPORT

ゲルカヤノの代名詞だった「4D GUIDANCE SYSTEM(ガイダンスシステム)」は、新システム「FLUIDSUPPORT(フルイッドサポート)」にアップデートされました。前システムの考え方を踏襲しており、ミッドフットの内側に柔らかい素材を採用することで、ランニングフォームの乱れをうまく吸収してくれるとのこと。

エンジニアードメッシュのアッパーとガセットタン

アッパーは、部分によって編み方を変えたエンジニアードメッシュを採用。シュータンはシューズと一体化したガセットタン仕様。シューレースは簡単に解けて簡単に締められる新しいシステムに刷新されています。

ハイブリッドアシックスグリップのアウトソール

アウトソールは、ミッドフットにグリップ性能の高い「ASICSGRIP」、ヒールに耐久性に優れた「AHAR+」を配置した「ハイブリッドアシックスグリップ」を採用しています。

メンズ26cmの実測重量276g

重量は、メンズ27cmのカタログ値が298g、私が購入した26.0cmの実測値は276gでした。

サイズ感と履き心地

私は身長170cm・体重60kg。ランニングシューズはスタンダードタイプで26.0cm、ワイドタイプで25.5cmがいつものジャストサイズです。「ゲルカヤノ33」はスタンダードタイプに加えて、細身のナロータイプ、幅広のエキストラワイドタイプが選べます。こういう人気のロングセラーは選択肢が多く、ランナーの幅広いニーズに応えてくれるのが良いですね。

スタンダード26.0cmを履いたフォアフットの様子

私は前作と同じスタンダードタイプの26.0cmを選びました。足を入れると、フォアフット全体にゆとりがあり、私の幅広の足でも窮屈に感じません。それでいて足全体がしっかりホールドされているのに、押さえつけられている感が全くなく、さすがゲルカヤノと感心しました。

ゲルカヤノ33を履いて走る様子

ランニングでの履き心地は、クッションはやや硬めの印象ですが、ミッドソールの上層部に程よい柔らかさを感じます。全体的に剛性が高く、足が疲れにくい。でも重さは感じず、軽やかに走れます。

新システムでも安定感は健在

安定した走りをサポートするゲルカヤノ33

「ゲルカヤノ33」の最大の魅力は、やはり安定感です。これこそ私がゲルカヤノを履き続ける理由であり、昨今は「4D GUIDANCE SYSTEM」を高く評価していました。今回は「FLUIDSUPPORT」に移行してしまい、どうなるのだろうかと不安でしたが杞憂に終わりました。

ブレを吸収してフラットに着地できるゲルカヤノ33

公式サイトによると、新システムはソールの中足部に柔らかい素材を使うことでブレを吸収してくれるとのこと。確かにそれも実感しますが、ミッドソール上層部が全体的に柔らかく、左右の傾きやブレをしっかり吸収してくれるので、靴底がよりフラットに近い状態で着地できる気がします。また靴底の接地面積が広いので、どこで着地しても地面をしっかり捉え、蹴り出しまでサポートしてくれます。

シューレースが着脱しやすい

シュータンとアキレス腱の2か所のプルタブ

それから「ゲルカヤノ33」のお気に入りポイントが、着脱しやすいこと。まずシュータンとアキレス腱の2か所にプルタブが付いており、これを両手で持ちながら履くと足がスッと入ります。まあここは前作「ゲルカヤノ32」や姉妹版「ゲルニンバス28」にもある機能ですが、「ゲルカヤノ33」はさらにシューレースの作りに秘密があります。

輪に通す新しいシューレースシステム

それが今回新たに導入された新しいシューレースシステム。靴紐をキュッと引っ張るだけで全体がバランスよく締まり、逆に解くと全体を緩められます。アッパーの縁に設けたリングに通しているので、紐の滑りが良くなっています。おかげで1回の動作でシューレース全体がキュッと締まり、走っている最中に全体が緩んでくるという問題からも解放されました。

分厚いアンクルパッドも健在

分厚いアンクルパッド

さらに「ゲルカヤノ33」で個人的に好きなのが、この分厚いアンクルパッド。締め付け感が全くないのに、足首がかっちりとロックされ、ホールド感は抜群。履いていて気持ちがいいシューズとはこういうことなんだと思わせてくれます。

でもジョグシューズにしては高い

ゲルカヤノ33の全体

ファーストインプレッションの段階では、気になる欠点は特に見当たりません。強いて言えば、ジョギングで使うランニングシューズにしては定価22,000円は高いなと感じます。他社の同レベルのシューズだと、ニューバランスの「1080 v15」も同じ22,000円ですが、ホカの「クリフトン10」とブルックスの「ゴースト18」は19,800円、ミズノの「ウエーブライダー29」とナイキの「ペガサス42」が17,600円です。

個人的には「クリフトン10」と「ゴースト18」も非常に高く評価しているので、定価だけで比べてしまうと、両者のコスパの良さが目立ちます。ただしゲルカヤノも発売から数ヶ月も経てば実勢価格がグッと下がり、「ゲルカヤノ32」はAmazonで15,000円台です。しばらく様子を見れば「ゲルカヤノ33」も安く買えるはず。

ゲルカヤノ32との違い

改めて前作「ゲルカヤノ32」と並べてみると、「ゲルカヤノ33」がメジャーアップデートだったことが分かります。主な違いは次のとおり。

ゲルカヤノ33ゲルカヤノ32
ミッドソールFF BLAST MAX+FF BLAST PLUS(二層)FF BLAST PLUS(単層)
安定機構FLUIDSUPPORT4D GUIDANCE SYSTEM
アウトソールハイブリッドアシックスグリップ(縦ライン配置)ハイブリッドアシックスグリップ
シューレース新システム(輪に通す方式)従来方式
ゲルカヤノ33(左)とゲルカヤノ32(右)

左が「ゲルカヤノ33」、右が「ゲルカヤノ32」。まずアッパーは、シューレースのシステムが刷新され、靴紐を素早く、そして正しく締めるのが簡単になりました。私のように靴紐を時間をかけて結ぶのが苦手な人には大変ありがたい改良です。

ゲルカヤノ33と32のミッドソール比較

ミッドソールは「32」が「FF BLAST PLUS」の単層だったのに対し「33」は下層に「FF BLAST PLUS」、上層に新素材「FF BLAST MAX」を採用した二層構造に。さらに安定機構も「FLUIDSUPPORT」へ移行しています。

ゲルカヤノ33と32のアウトソール比較

アウトソールは同じハイブリッドアシックスグリップですが、ラバーの配置パターンが全く異なり「33」は縦のラインを意識したパターンが特徴です。これはもうメジャーアップデートというより、別のシューズに生まれ変わったと言っても過言ではありませんが、ゲルカヤノらしい安定感・安心感はしっかり「33」にも引き継がれています。

ゲルニンバス28との違い

参考までに、ゲルカヤノの姉妹版とも言えるゲルニンバスの最新作「ゲルニンバス28」と比較してみましょう。

ゲルカヤノ33とゲルニンバス28の比較

「ゲルニンバス28」はミッドソールに「FF BLAST PLUS」を採用し、PureGELを内蔵している点では「ゲルカヤノ32」と同じ構造です。ただし履き心地はゲルニンバスの方が雲のように柔らかいクッションで、着地の際に結構沈み込み、ポンと反発します。そういう弾む感覚が好きな方もいると思いますが、私は苦手で、特に長距離を走る時は疲れてしまいます。

ゲルカヤノ33

なので「ゲルニンバス28」は5〜10kmのジョギングで履く以外は、ウォーキングシューズとして使っています。これまでゲルカヤノとゲルニンバスの新作を毎年買い続けてきましたが、これからはゲルカヤノ一択でいいかなと思います。

動画レビュー

こちらの動画では「ゲルカヤノ33」の特徴・良い点・悪い点の解説や、実際に履いて走っている様子を収録しています。

他にもYouTubeチャンネル「ともらん!」ではランニングアイテムのレビューや旅ラン、マラソン大会の動画をほぼ週1のペースで更新しています。もっと見る

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本記事で紹介したアイテムは以下の通販サイトより購入できます。

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