
マラソンブロガーのtomoです。
マラソンが趣味の人ってなんかウザい、性格も変わってるし……という人に読んでほしい「マラソンランナーあるある」をまとめました。
長年マラソンをやっていると、走らない人と話すが噛み合わないことが多いですよね。
走らない人からすると、マラソンランナーって健康オタクでドM体質で意味不明……という声を耳にします。
そんな分かり合えない両者の溝を少しでも埋めたいと願っています。
マラソンランナーにとって走ることは「手段」ではなく「目的」であることが多いです。ダイエットやストレス解消のためではなく、シンプルに走りたいから走る。
こういう会話、よくあります。
それでも年に数回は、自分でも「あれ、なんで走ってるんだっけ?」と考えてしまうことがあります。
マラソンランナーが走る意味を見失う時は、スランプに陥っている可能性が高い。大抵の場合、走りすぎて疲れが溜まっているのが原因です。
そんな時はしばらくランニングを休むことも大事。
マラソンランナーは日頃から距離を意識しているので「〇〇km」と聞くと、その距離感がイメージしやすい。例えば「駅から2km」と聞くと「走って10分くらいだな」とイメージがわきます。
また運転中に距離表示を見かけると無条件に反応します。例えば「東京まで50km」を見ると「4時間もあれば走れるかな」と勝手に想像してしまいます。
街中でランナーに遭遇すると、その人が走っているペースを推測したくなります。「A地点からB地点まで10mくらい、5秒かかったのでペースは…」みたいに。どっちが速いとかではなく、純粋に気になるだけです。
今やマラソンランナーの必需品とも言えるランニングウォッチ。距離と時間と心拍数さえ正確に計測できれば充分なのに、高機能・多機能モデルに惹かれます。
電子マネーや地図ナビゲーション、音楽ストリーミングなどが使えると便利と思いつつ、結局は一度しか使わない。そもそも、それってスマホで良くない?
仕事もスポーツもデキる人を「ビジネスアスリート」と呼ぶらしいです。最近GarminのCMでよく見かけますが、マラソンランナーの心理を良く理解しているなと感心します。
最近のランニングウォッチはスマートウォッチとしての機能もあり、ビジネスシーンでも良く目にするようになりました。仕事相手がランニングウォッチをしていると、無条件に親近感がわきます。
ランニングウォッチネタをもうひとつ。GPSウォッチを起動してからGPSの捕捉が完了するまでに十数秒かかりますが、これが完了しないと距離計測が上手くいきません。
たまに補足がスムーズでない時があり、そんな時はテンションがダダ下がり。そしてなぜか走りの調子も悪いですね。
マラソンランナーにとって、出張は非日常的なランを楽しむチャンス。荷物にランニングシューズとウェアを忍ばせ、仕事の合間に走るチャンスを伺います。
ここ数年、マラソン遠征に出かける回数が多くなりました。泊りがけの遠征で年に10回ぐらい。妻や娘たちからは「パパだけずるい」「パパはいいよね〜」と言われ続けています。
一応、現地での滞在時間は必要最小限にして、宿泊する宿は最安クラスを選び、家族への気遣いは忘れていません。
とはいえ、自分だけ旅行するのは申し訳ないという気持ちがどこかにあり、たまに家族を連れて行きます。
北海道マラソンでは「とも」が走っている間に札幌市内観光が楽しめたようです。一方で、観光する場所がない所だと暇を持て余してしまい不評でした。
一番の理由は、家族とゆっくり過ごせないこと。レース前夜は早めの就寝で落ち着かないですし、レース当日も基本的に別行動。
せっかくいい宿に泊まっても旅先での滞在を満喫できないのも理由のひとつ。結論として、家族旅行はいい宿でゆっくり過ごし、ひとり旅のマラソン遠征はチープな宿で素泊まりするのが最適解です。
マラソン大会の参加賞のといえばTシャツが定番。ランニング用の半袖シャツとしてはもちろん、普段着やパジャマとしても使っています。
夏はマラソンTシャツだけで着回せてしまうので、ここ数年は夏シャツを買った記憶がありません。
スポーツタオルも参加賞で貰うことが多いですね。ただし普段使いするにはサイズが中途半端。フェイスタオルには大きすぎて、バスタオルには小さすぎる。
我が家ではバスルームの棚に押し込まれたままですが、夏になると娘たちのプール用タオルとして出番が回ってきます。
メジャーな大会に参加すると完走メダルがもらえます。開催地の特色を生かしたメダルも多く、例えば北海道網走市のオホーツク網走マラソンでは木彫りの完走メダルがもらえます。
問題は保管場所。壁に掛けて飾るほどのものではないですし、本棚に飾っておくとホコリまみれになるし…。結局、箱詰めにしてクローゼットの奥に入れっぱなしのまま。
マラソン大会にエントリーする時は気持ちが高揚していて、何十km、何百kmでも走れるような気がします。
真夏のフルマラソンとか、2週連続でフルマラソンとか、エントリーする時は「いける!大丈夫!」と思えるから不思議です。
ところが、レースが近づくと「真夏になんでフルマラソン?」「2週連続でフルマラソンなんて無理でしょ」とだんだん弱気になってきます。
とにかくエントリーする時は無茶振りしないことが重要。と言いつつ、毎年同じ過ちを繰り返す自分がいます。
マラソン大会に出走するるからには、自分が納得いく記録でフィニッシュしたい。でも、記録を意識し過ぎるとそれがプレッシャーになり、レースが楽しめなくなる。
特に自己ベストを狙う本命レースでは、レース前の数日間は憂鬱です。
そんな時は「たかがマラソン」と考えるようにしています。調子が良くなければ練習に切り替えればいいし、普段とは違う景色やエイドステーションのご当地グルメを楽しみながら走ればいい。
不思議なもので「今日は調子がイマイチだから気楽に走ろう」と思ったレースに限って、自己ベストを更新します。あくまでも「とも」の経験ですが。とにかく気持ちを楽にして、楽しむことが大事なんでしょうね。
とはいえ、マラソンは苦しい。フルマラソンの場合は、いわゆる「30kmの壁」のようにレース後半から終盤にかけて苦しくなります。
そんな時は「なんで週末にわざわざ大金使って、こんなところで苦しんでいるんだろう……」と自分に怒りをぶつけてしまいます。
自分史上最も過酷だった「オホーツク網走マラソン2017」では、32km地点を過ぎたあたりで脚が動かなくなり、残り10kmは歩く・走るの繰り返しでした。以降、あんなに苦しいマラソンはなかったですね……。
苦しみが大きければ、そのあとの喜びも大きい。以下は「オホーツク網走マラソン2017」のゴール会場の様子。100万本のひまわり畑の中を走っていると、ボロボロだった身体がフワっと軽くなり、フィニッシュラインに吸い込まれていきました。
オホーツク網走マラソンのラスト500メートル。ひまわりロード。#網走 #マラソン #ランニング pic.twitter.com/7uU6LIne7Q
— とも|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 24, 2017
結局、完走の喜びがすべてを解決してくれます。これだからマラソンはやめられないんですよね。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
当ブログ「ともらん」について、よくある質問のまとめ。
マラソンブロガーの「とも」が個人運営するウェブメディアです。2016年の開設以来「読めば走りたくなるマラソンブログ」をコンセプトに、ランニング関連情報を発信しています。
マラソンをライフワークにしているアラフォー男性です。埼玉県に在住、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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