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塩原温泉郷:
栃木県那須塩原市にある「塩原温泉郷」のおすすめランニングコースを紹介します。
周辺には箒川沿いに整備された全長13kmの「塩原渓谷歩道」をはじめ、栃木の自然や渓谷美が楽しめるコースがあります。
また、栃木県有数の温泉地だけあって露天風呂や足湯が点在しています。タオルを持参すれば、休憩がてら入浴が楽しめますよ。
目次と内容
アクセス
2022年10月29日〜30日に栃木県那須塩原市の「塩原温泉郷」を訪れました。栃木県の北部、ちょうど宇都宮と会津若松の真ん中あたりです。
塩原温泉郷までは、東北新幹線・那須塩原駅からバスで70分、会津鬼怒川線・上三依塩原温泉口駅から約30分でアクセスできます。
車だと最寄りの東北自動車道・西那須野塩原ICから30分ほど。
今回「tomo」はマイカーで向かいました。東北自動車道が事故で渋滞していたので、鹿沼ICで降りて鬼怒川温泉経由で向かいました。
鬼怒川温泉から塩原温泉までは「もみじライン」という全長28kmの観光道路を通るのですが、10月中旬〜11月上旬は紅葉が見頃を迎えます。
ランニングコース
塩原温泉郷は、箒川(ほうきがわ)沿いの渓谷に幾多もの温泉が点在しています。その中心部とも言えるのが「塩原温泉バスターミナル」のある温泉街です。
渓谷沿いには「塩原渓谷歩道」と呼ばれる全長13kmの散策路が整備されており、温泉街を起点に塩原ビジターセンターや箒川ダムを経由して、回顧の吊橋まで行くことができます。
他にも「塩原自然研究路」や「前山八方ヶ原線歩道」など、塩原渓谷歩道と合流するコースがあります。
塩原温泉街
塩原温泉郷でサクッとランニングを楽しみたいなら、温泉旅館が軒を連ねる温泉街を走るのがおすすめです。
目印となるのが箒川にかかる「紅の吊橋」。川の両側には歩道が整備されており、渓谷美を眺めながら自由気ままに走れます。
タオルを持って行けば走った後に近くの「もみじの湯」という混浴露天風呂で汗を流すこともできます。
ただし道幅が狭いので、観光客が多い時間帯は避けた方が無難ですね。
塩原自然研究路
塩原温泉街の外れに「塩原自然研究路」の入口があります。温泉街から標高1184mの「新湯富士山」を経て、新湯温泉まで行ける散策路です。
ただし新湯温泉まで往復すると長旅になるので、標高710mの「須巻富士山」を走るのがおすすめです。起伏の激しいトレイルランニングが楽しめますよ。
今日は栃木県の塩原温泉郷で旅ランしてきました!
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) October 29, 2022
塩原渓谷歩道→塩原自然研究路→前山八方ヶ原線歩道→塩原渓谷歩道(やしおコース)のややマニアックなコースです
動画は塩原自然研究路のひとコマ。近くに「小太郎茶屋」という渓谷沿いに佇む有名なお茶屋さんがあります pic.twitter.com/eqoGADYZKl
山頂では「川崎大師厄除不動尊像」を拝むことができます。
また塩原自然研究路の近くに「小太郎茶屋」という有名なお茶屋さんがあります。渓谷沿い佇み、インスタ映えするスポットです。ぜひランニングのついでに寄り道することをおすすめします。
前山八方ヶ原線歩道
塩原温泉ビジターセンターと八方ヶ原を結ぶ「前山八方ヶ原線歩道」という散策路があります。
鹿股川沿いに整備されたコースは全長8.1km、標高差約500m。起伏に富んだトレイルランニングが楽しめます。
ビジターセンターから1kmほど北上すると「仙人岩吊橋」という有名な吊橋に差し掛かります。近くの大岩に仙人が暮らしていたという言い伝えがあるそうですが、その岩は崖崩れで埋もれてしまい、今では名前だけが残っています。
塩原渓谷歩道 やしおコース
起伏が緩やかなコースを走りたいなら、塩原温泉ビジターセンターと箒川ダムを結ぶ「塩原渓谷歩道 やしおコース」がおすすめです。
ビジターセンターから国道400号に出て福渡橋を渡ると、箒川沿いの散策路に出ます。
しばらく走り続けると「不動の足湯」があります。地元の有志が作った足湯は無料で利用することができます。タオルを持って走れば、休憩によさそうですね。
「やしおコース」は起伏が緩やかで足場も比較的安定しています。急な斜面がある場所には階段が設けられているので、子連れでも散策が楽しめます。
箒川ダムに近づくと「布滝」という有名な滝があり、近くに立派な展望台が設けられていました。
最後に、柵で覆われた歩道を走って「箒川ダム」を横切ります。その上の駐車場が「やしおコース」の終着点です。
全長13kmの「塩原渓谷歩道」はまだ続きます。箒川ダムから全長3.3kmの「回顧コース」を進んでいくと「回顧の吊橋」までたどり着けます。
国道400号
東北自動車道・西那須野塩原ICと塩原温泉郷を結ぶ国道400号もランニングコースとしておすすめです。
歩道のない場所もあるので注意が必要ですが、足場の安定したアスファルトの道を走りながら箒川の渓谷美が楽しめます。
以下は国道400号から見た「布滝」です。車だと簡単に駐車することはできませんが、ランニングならちょっと立ち止まって写真を撮ることができます。
おまけ
参考までに、ストラバのアクティビティを載せておきます。以下は塩原自然研究路→前山八方ヶ原線歩道→塩原渓谷歩道(やしおコース)→国道400号のルート。
以下は塩原温泉街のルートです。
今回の旅ランでは、Onの最軽量トレイルランニングシューズ「Cloudvista Waterproof」を着用しました。ロードもトレイルも同じくらい快適に走れるので、どんな路面を走るか分からない旅先のランニングで重宝します。
今回は温泉街の外れにある「光雲荘」に1泊しました。源泉掛け流しの露天風呂と飲泉が楽しめる旅館です。お食事も地元の名産を美味しくいただきました。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。