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【両神山麓トレイルラン2019レポート】何度も挫けた…20.7km 3:30:50

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【両神山麓トレイルラン2019レポート】何度も挫けた…20.7km 3:30:50

2019年6月23日に参加した「日本百名山・両神山麓トレイルラン」の大会レポートをお届けします。

種目は20.7kmトレラン。秩父の山奥にある両神山の登山道を駆け抜け、累積標高は1,528mに達する過酷なコースです。

走りながら「短い方の11.1kmトレランにすれば良かった……」と後悔しましたが、周回コースの2箇所に設置されたエイドステーションには救われました。

更新日: 公開日:

目次と内容

大会の魅力

両神山麓トレイルランは毎年6月に埼玉県秩父郡の小鹿野町(おがのまち)で開催されるトレイルランニング大会です。

秩父は埼玉県有数のレジャースポットですが、レースの舞台となる両神山(標高1723m)は秩父駅からさらに20kmほどの山奥にあります。

大会会場は「国民宿舎両神荘」に設置され、スタート・ゴール地点はそこから200mほど離れた「両神神社」の境内にあります。

種目は、20.7kmトレラン、11.1kmトレラン、5kmトレラン&ウォークがあり、今回は最長距離の20.7kmトレランを走ってきました。

トレランのコースは、最初の2kmだけ舗装された公園管理道路を駆け上がり、途中から険しい登山道の周回コースに入ります。11.1kmトレランは周回コースを1周、20.7kmトレランは周回コースを3周して、再び両神神社に戻ります。

以下は、大会パンフレットに記載されていたコースマップと高低図です。

20.7kmトレランの累積標高は1,528m。つまり、東京タワー(333m)のてっぺんまでの往復を5回繰り返すようなもの。

遠征日程

自宅から会場までは同じ埼玉県内の移動のため、今回はマイカーで日帰り遠征してきました。

関越道・花園ICから皆野寄居バイパスを経由して秩父郡小鹿野町まで約2時間。現地には無料の駐車場があり、スペースに余裕があります。

最寄りの西武秩父線・西武秩父駅からはバス・車で約30分。レース当日は、西武秩父駅〜会場区間を大会専用バスが運行します。

スタートライン

ナンバーカードと計測チップは事前郵送のため、当日の受付はありません。ただしレースの前に参加賞の引き換えを忘れずに。

更衣室・荷物置き場は、芝生広場の一角にある体育館を利用します。貴重品の預かりもあるので安心です。今回は車の中に荷物を置き、手ぶらで向かいました。

スタート1時間前から、芝生広場で開会式が行われます。

開会式の後、会場からスタート地点へ移動します。

両神神社の横にあるスタート地点で整列。

コース攻略

ここからは「両神山麓トレイルラン」を走った時の様子を振り返ります。

一般道を駆け上がり、登山道に入ると人がひとり通れるくらいの道幅しかありません。

コース最高地点の「両神神社奥社」付近は傾斜が最もきつくなります。この辺りはみんな歩いて上ります。

こちらが「両神神社奥社」。ここから先は、いつ転んでもおかしくない急な下り坂が続きます。

フラットで走りやすい場所はほとんどないですね。

周回の2周目以降は、1周遅れのランナーを追い抜いたり、逆に追い越されたり。譲り合いの精神が大事です。

5kmごとに距離表示があります。ロードレースに比べると、1kmがとてつもなく長く感じますね。

この時期は、菖蒲の花が見頃を迎えます。周回コースの終盤にある「花しょうぶ園」ではチップ計測を行い、周回コースの何週目かをチェックします。

スタッフの方が計測器をチェックしながら「〇周目です」と教えてくれるので安心。最後は進行方向の左の方へ誘導され、ゴールへ一直線です。

コース上、2箇所に設置されたエイドステーションには救われました。

ドリンクは、水やスポーツドリンクのほか、キンキンに冷えたフルーツジュースやコーラなどがあります。

フードは、スイカやオレンジなどフルーツ類、漬物、梅干し、ミニおにぎり、お団子など。ちょっとしたバイキング気分が楽しめます。

ゴールの後で

完走タイムは、3時間30分50秒でした。

ほぼハーフマラソンと同じ距離なのに、ロードレースの倍近くの時間がかかりました。後半は足が攣ってしまい、所どころで休憩しながら何とかゴールした感じです。

本日の戦利品

レース前にいただいた参加賞は以下のとおり。これだけで2,000円分ぐらいの価値があるのではと思いました。

  • こんにゃく
  • しゃくし菜漬
  • 温泉割引券
  • 食事券500円分

レースの後の完走賞は、以下のとおり。記録証の即時発行は嬉しいですね。

  • 記録証
  • ミネラルウォーター500ml

ご当地グルメ

食事券は、焼き鳥2本と焼きそばに引き換えました。

シューズ・装備類

今回のレースではOnのトレイルランニングシューズ「Cloudventure Waterproof」を着用しました。

どんな悪路でも安定した走りをサポートし、しかも濡れても安心な防水(waterproof)使用。雨上がりでコースはグチャッとしていましたが、最後までしっかりサポートしてくれました。

今大会ではエイドステーションも充実していたので、ランニングバッグやウエストポーチは使いませんでした。

代わりにパタゴニアの「ストライダープロ ショーツ」のウエストポケットに持ち物を収納しました。ウエストポーチ並みの収納力があり、走っても荷物が揺れません。

この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterStravaでも発信しています。

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