レース攻略|北海道マラソン2022:フル 3時間5分44秒

北海道

2022年8月28日に参加した「北海道マラソン」の様子を詳しく紹介する。スタート時の気温は24℃と「暑い北海道マラソン」のイメージを覆すマラソン日和だった。

目次と内容

北海道マラソンとは?

北海道マラソンは、毎年8月に北海道札幌市で開催される日本有数のマラソン大会。フルマラソンの部の特徴は以下のとおり。

  • 真夏に開催される数少ない本格的なレース
  • MGC指定大会・AIMS認定コース
  • スタート・ゴールは札幌の大通公園
  • 2022年から東京五輪のレガシーを取り入れた新コースに変更

真夏のフルマラソン

ほとんどのマラソン大会は涼しい季節に開催されるため、北海道とはいえ残暑が厳しい8月末にフルマラソンが走れるのは非常に珍しい。

しかも国内有力選手を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の指定大会であり、国際的に評価の高いAIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)認定のコースでもある。

3度目の挑戦

北海道マラソンは、2014年と2016年に2回完走している。しかし走力不足と暑さのため、2回とも途中で歩いてしまった。

今回は、歩かずに完走するというリベンジと、2022年秋冬レースに向けた前哨戦を兼ねて「北海道マラソン2022」にエントリーした。

遠征日程

自宅のある埼玉県から北海道マラソンに参加するとなると、日帰りは不可能。1泊2日でも過密スケジュールだが、8月中旬に長期休暇を頂いたのでこれ以上平日に休みを取るのは難しい。

というわけで、前日に札幌入りして、当日戻ってくる1泊2日の日程で参加してきた。

2022年8月27日(土)

午前中は自宅でゆっくり寝坊して体力を温存する。昼過ぎの便で羽田空港から新千歳空港へ向かい、15時半ごろ札幌駅近くのホテルに到着した。

そのまま大通公園で事前受付に向かうのがスムーズだが、その前に行っておきたい場所があった。

彫刻家イサム・ノグチ氏が手がけた「モエレ沼公園」だ。

園内には1周3.7kmのジョギングコースがあり、モエレ山やガラスのピラミッドなどを見学しながらレース前日の調整ランを行った。

ただし札幌駅からのアクセスは簡単ではない。その話はまた別の記事で。

その後、18時過ぎに大通公園でマラソンの受付を済ませてきた。

たまたま同じ会社のS氏も北海道マラソンに参加されるため、待ち合わせて夕食をご一緒してきた。生ものや刺激の強いものは避けるべきということで、札幌駅近くの「梅光軒」で炭水化物を爆食い。

20時にホテルに戻り、お風呂とストレッチ、身支度などしていたら、あっという間に22時を過ぎてしまった。

2022年8月28日(日)

レース当日の日程は以下のとおり。

  • 06:00 起床
  • 06:15 朝食
  • 07:30 ホテルを出発
  • 07:40 スタート地点に到着
  • 08:30 スタート
  • 11:35 ゴール
  • 12:30 札幌駅を出発
  • 13:30 新千歳空港の温泉でまったり
  • 15:00 新千歳空港を出発
  • 17:00 羽田空港着
  • 18:30 帰宅

朝食メニューはこんな感じ。セブンイレブンで買った「海鮮仕立てあんかけチャーハン」と「よもぎ大福」。よもぎ大福はこれ1個で350kcalくらいあり腹持ちが良い。仕上げにエナジーゼリーを1個飲んでおいた。

食べると10分もしないうちにトイレへ直行。レース開始までにお腹のモノを出しておけるかどうかで、その日の調子が決まる。そして今回も絶好調。

スタートラインへ

今回は荷物をホテルに預けておくことにした。ウォームアップを兼ねて、札幌駅から大通公園まで札幌市中心部の地下道をジョギングして移動。

スタートブロックには8時10分までに整列しないといけない。30分前に到着すると、周辺の道路が封鎖され始めピリピリしたムードが漂っていた。

今回は、先頭Aブロックからのスタート。

スタートラインまで20mくらいだろうか。実際に、号砲が鳴ってからのロスタイムは16秒だった。

そして気になる気温は、8時半の時点で24℃。

スタート1分前から「さっぽろテレビ塔」の時計がカウントダウンを始めるというが、ちょうど木の影になって見えなかった。

コース攻略

レース当日は、札幌の繁華街・大通公園にスタートとゴールが設置され、大会受付もこちらで行われる。

コース概要

以下は大会パンフレットのコースマップ。2022年から東京五輪のレガシーを取り入れた新コースに変更された。

最初の10kmは緩やかなアップダウン(標高差30m)があるが、その後は概ねフラットで走りやすい。もちろん、気温が高くなければの話だが……。

ここからは、実際に「北海道マラソン2022」を走った様子を追っていく。

スタート直後

先頭ブロックでも最初の1kmはいわゆる「渋滞」があり、周囲に気を使いながら走り始めた。

この辺りは路面電車が走る区間だが、線路が養生されていたのは嬉しかった。2016年に参加した時は躓きそうで危ないなと思ったので。

しばらく走ると「ニッカウィスキー」のおじさんがいるすすきのエリアを通過。

中島公園

その後「中島公園」が見えてきた。すると前を走るランナーがひとり、ふたりと公園の中へ入ってゆく。そうか、公園のトイレに駆け込んでいるのか。

豊平川

幌平橋を渡って豊平川の対岸へ渡る。

ちなみに北海道マラソンでは、紙コップのポイ捨てゼロ運動を行なっており、ゴミ箱は走りながらでも捨てやすい設計になっていた。

元上司と遭遇?

その後、豊平川を再び渡るのだが、南七条橋の上で見慣れた人を発見。あの方は、今は札幌市にお住まい元上司ではないか?

「〇〇さん」と呼んでみたが、聞こえなかったようだ。立ち止まって挨拶しようかと迷ったが、流れに逆らうのは危険なのでそのまま走り続けた。

ちなみに後ほど元上司にメールで確認したところ、まったくの別人だった。挨拶しなくてよかった……。

創成トンネル

9kmを過ぎると「創成トンネル」という長い地下道に入る。

2016年に参加した時はトンネルを抜けてから左折して北海道大学の近くを走ったが、新コースではそのまま直進。

市街地を北西に向かってひたすら走り続ける。周りの景色が単調なので、この辺りの記憶はほとんど残っていない。

新川通り

20km手前で「新川通り」に入る。片道約6kmの直線コースを往復するのだが、旧コースでは左側車線→右側車線だったが、新コースでは逆に変わっていた。

中間地点(ハーフ)を通過。手元では1時間32分を超えていたので、今のままのペースではサブ3(=3時間切り)は難しい。予想完走タイムは3時間5分〜10分が妥当なところだ。

こんな感じで一直線をひたすら走り続ける。2014年と2016年に参加した時は最高気温30℃の炎天下で、ジリジリ焼かれながら走った苦い記憶がある。幸い、今日は曇りで最高気温は26℃。

25kmを過ぎると折返し地点。

新川通りでは約6kmに渡り往復区間があるため、自分の前後を走るランナーが確認できる。

しばらくの間、ツイッターで繋がっている方たちを探しながら走るが、27kmあたりからそんな余裕もなくなった。

徐々に苦しさが増してきて、喉がすごく乾くのと、唇がカピカピになるのが気になった。

30km

30km地点を2時間11分で通過。当初は3時間15分〜30分の完走タイムを想定していたので、かなり順調に進んでいる。

しかしスタートから維持してきた4:25/kmペースが、4:30/kmから4:35/kmへと徐々に落ちてゆく。

フルマラソンでは30km以降が最もキツイと言われ、ここからが勝負どころだ。

ところが、たまたま太ももをグイッと上げてみると、楽に走れることが分かった。これまでとは違う、疲れていない筋肉を使っているような不思議な感覚だった。

ペースが4:25/kmまで戻る。筋肉を使い分けることで、違う筋肉で走り続けながら、疲れた筋肉を休ませられる。これは大きな発見だった。

北海道大学

「あと5km」の看板が見えてくると気持が楽になる。それくらいなら気合いで走り切れるからだ。

そしていよいよコースのハイライトとも言える北海道大学の構内へと入る。

天気が良ければ緑が映えるのだが、今日は曇りのためどんよりしていた。それでも白樺並木が続くこのあたりは北国らしくて好きだ。

こちらは北海道大学の附属図書館の建物だろうか。

ラスト2km

北海道大学の構内を出ると間もなく、北海道マラソンの名物(?)ピンクのおばさんを目にする。と言ったら失礼だが、2014年と2016年に参加した時は僕の頭の中に強烈な印象を残している。

歩行者を横断させるために、ランナを右へ左へと誘導しているわけだが、ピンクのおばさまはその司令塔を担っている。思わず手を振ったら振り返してくれた!

北海道庁赤れんが庁舎は、工事中のため何も見えず……。

そして最後は直線コースを爆走して大通公園でフィニッシュ。

最後は盛り上がりに欠けたエンディングだった、とは言わないでおこう。

ゴールの後で

気になる結果は、ネットタイムが3時間5分44秒、グロスタイムが3時間6分00秒だった。

今回は、真夏のフルマラソンかつシーズン初戦ということで、完走タイムは3時間15分〜30分を想定して挑んだ。その意味では上出来のレースだった。

参考までにストラバのアクティビティを載せておく。

ゴール時点の気温は26℃。湿度は高くてジメジメしていたが、これくらいの気温ならそこまで苦しまずに走れる。

ゴール会場でしばらくボーッとしていたら、ツイッターで繋がっているI氏が声をかけてくださった。ボストンマラソンの裏話などを聞きながら楽しい時間を過ごした。

戦利品

こちらが本日の戦利品。ミネラルウォーター、タオル、メダル。

6年ぶりにもらった北海道マラソンの完走メダル。

先着5000人がもらえるサッポロビールのジョッキもしっかり受け取ってきた。僕はアルコールが一切飲めないが、大好きなコカ・コーラの350mlを飲むのにぴったり!

こちらは事前受付でもらえる参加記念Tシャツ。スポンサーの「On」のロゴ入り!

その他、お米、大福、ウェットティッシュ、リストバンド、商品引換券をいただいた。

新千歳空港温泉

その後、ホテルで預けた荷物を受け取り、新千歳空港へ。飛行機に乗る前に空港の4階にある「新千歳空港温泉」で汗を流してきた。

露天風呂あり、水風呂あり、手拭い・バスタオルセットありで至れり尽くせりだった。ただ、日帰り入浴施設にしては1500円はちょっと高いと感じる。

まとめ

以上「北海道マラソン2022」の遠征の様子を紹介した。

完走タイムは自己ベストに遥かに及ばないものの、夏のフルマラソンでこれだけの結果を出せたことは非常に喜ばしい。

次回挑戦する時は、北海道マラソンを「サブ3」で走ってみたい。肌感覚で言うと、この大会は自己ベストにプラス10〜15分くらい必要なので、2時間40分台で走れるようにならねば。

最後に、今回のレースで着用したシューズやウェア、ギアを紹介して締めくくりたい。

シューズは「メタスピードスカイ+」

今年の6月に発売されたアシックスの最速マラソンシューズ「メタスピードスカイ+」を着用した。前作よりもクッションの厚みが増したことで衝撃吸収力が高まったように感じる。

ソックスは「レーシングランナノグリップ」

老舗靴下専門メーカーが本気で作ったランニングソックス。生地全体に滑り止め加工が施されているため、足とシューズがピタリとフィットしてズレない。

シャツは「アクティブリーズ」

高温多湿の環境下でも快適に走るためにアシックスが開発した「アクティブリーズ」。先日、走って淡路島を1周した時にも着用したが、炎天下でも蒸れにくく快適だ。今日はそこまで暑くなかったが、完走した時はシャツが湿ってすらなかった。

Protect S1

最近、長距離を走ると「股ずれ」に悩まされることが多くなってきた。そんな時は、潤滑油として股間に「Protect S1」を塗っておくと、摩擦が軽減されて「股ずれ」の予防ができる。今回はノーストレスで、温泉に浸かった時も痛みをまったく感じなかった。

とも

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毎年冬になるとマラソンの「股ずれ」に悩まされる。乾燥する季節に長距離を走ると、太ももの付け根が擦れて腫れ上がり、足を動かすたびに激痛が走る。そんな悩みを解消する専用クリームがあると知り、実際に使ってみたら嘘のように股ずれが起きなくなった。同じ悩みを抱えているランナーのために「Protect S1 スポーツ摩擦皮膚保護クリーム」を紹介する。

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