どうも!マラソンブロガーのtomo.です。

2017年の夏休みは家族で群馬県の「万座温泉」へ行ってきました。

万座と言うと「スノースポーツ」のイメージが強いですが、ウィンターシーズンでなくても源泉掛け流しの温泉にゆったり浸かりながら、ハイキングや山登りが楽しめます。

万座温泉があるのは、標高1800mの群馬県の山奥。酸素濃度が薄く、起伏に富んだ山道が多いため、実業団・大学駅伝チームが高地トレーニングの合宿に訪れることでも有名です。

今回は、あいにくの雨の中、万座温泉周辺と「熊四郎歩道」と呼ばれるトレイルランニングコースを走ってきました。

万座温泉へのアクセス

高地トレーニング、坂道トレーニング、天然温泉の三拍子揃った「万座温泉」は、ランニングの合宿地として最高のロケーション。唯一のネックはアクセスが不便なこと。

群馬県の山奥に位置する万座温泉は、最寄りのJR万座・鹿沢口駅からはバスで40分、北陸新幹線の軽井沢駅からはバスで1時間半。今回はクルマで向かいましたが、最寄りの上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から有料道路を使っても1時間半かかりました。

なお、今回宿泊した万座プリンスホテルでは、宿泊者限定で軽井沢駅〜ホテル間の無料送迎を行なっているので、そういうサービスをうまく活用するのもいいですね。


万座温泉周辺と湯畑

万座温泉はいわゆる「温泉街」というものがなく、半径1キロに温泉宿が点在しています。コンビニやレストランもありません。バスターミナルはありますが、クルマがないと移動が不便なところです。

今回は万座温泉の玄関口から近い「万座プリンスホテル」にお世話になりました。館内では源泉掛け流しの温泉めぐりが楽しめます。

午前6時、小雨が降る中、万座プリンスホテルを出発!

ホテルのすぐ横には「牛池」と呼ばれる沼地が広がります。天気が良ければ1周したいところですが、足場がぬかるんでいたので今回はスルーします。

万座温泉は道路がしっかり舗装されているので、とても走りやすいです。車もほとんど通らないので安心してランニングに集中できます。全体的に起伏が多い上、東の草津温泉・白根山方面へ向かって上り坂になっているので「坂道トレーニング」にも最適です。

湯畑」方面へと向かいます。温泉宿の「万座亭」と「日進館」が見えてきました。夏休みということもあり、駐車場はほぼ満車。

「日進館」には日本一の高地温泉があります。

車で来れるのはここまで。ここから歩道を下って「湯畑」へ行きます。それにしてもすごい霧ですね。その霧の中でモクモクと上がる「湯畑」の湯気。

こちらが万座温泉の「湯畑」。白濁したお湯が特徴です。湯畑周辺は、硫化水素ガスが出ているので「立入禁止」の看板が立っていました。

岩から水が湧き出ていました。触ってみると冷たかったので、こちらは源泉ではなさそうです。

1周2kmの「熊四郎歩道」

万座温泉の魅力は温泉だけではありません。周辺には登山道があり、気軽にハイキングやトレイルランニングが楽しめます。

日本を代表するトレイルランナーの鏑木 毅さんも、過去にここ万座温泉で「万座トレラン紀行」を実施しています。

万座温泉の湯畑に「熊四郎歩道」の登山口があります。かなりの急勾配ですが、距離は2kmほどのショートコース。

熊四郎歩道は熊四郎山をはじめ、万座温泉が一望でき、遠くは四阿山などが眺望できます。万座温泉のシンボルともいえる万座薬師堂から川沿いに登っていくと、古代人が借宿に使用したとされる洞窟やコクマサ群生地があります。眼下には。針葉樹林の中に映えるダケカンバの白さが美しく、変化に富んだ自然観察を楽しむことができます。(現地案内板より)

「熊四郎」って面白い名前だなぁと思っていたら、熊四郎山という山の名前だったんですね。

万座温泉の湯畑から階段を上り始めると、岩陰から「万座薬師堂」が姿を現します。

万座川に沿ってひたすら上っていきます。万座川は、付近の火山活動の影響によりPH2〜3の強い酸性で、水は澄んでいますが魚は住めません。酸性の強い川を「酸性河川」と呼ぶそうです。ちなみに万座地内の水道は、数キロ先の沢から水を引いているとのこと。

熊四郎洞窟

途中から石段に変わります。雨で滑りやすいので、一歩一歩、慎重に走ります。

熊四郎洞窟に到着しました!この辺りで、石器時代の遺物が発見されたことから、古代人が使っていたと考えられています。ちなみに「熊四郎」の名前の由来には諸説あるそうです。

「熊四郎」という名は、ある狩人がここに野宿し、その晩、熊、白という二匹の愛犬に危険なところを救われたのでついた。また一説には万座の麓にある門貝の狩人熊四郎がこの温泉を発見したために、付近一帯を熊四郎大和呼ぶようになったとも伝えられています。(現地案内板より)

途中で道が二つに分かれます。まずは直進して熊四郎山の展望台まで往復し、戻ってきて右のルートへ進みます。

熊四郎山展望台

展望台までは階段をひたすら上ります。足場はしっかりしているのですが、手すりは半壊しています。。。足を踏み外すと崖下へ直行なので、慎重に走っていきます。

ようやく展望台が見えてきました。トレイルはここまで。

展望台からの景色は、、濃霧で何も見えませんでした。天気が良ければ万座温泉を一望できるそうです。。

展望台から下る途中の風景。なんかすごくないですか!?道が切れているように見えます。

高山植物

先ほどの分岐点まで戻ると、今度は右折して湯畑方面へ戻ります。さすがに階段続きで息切れ気味なので、しばらく高山植物を鑑賞しながら休みます。水玉って綺麗ですね!

トレイル再開。と、いきなり斜めに傾いた木橋に差し掛かりました。いかにも腐っていて、足がズボって落ちそうな感じですね。。でも実際は足場はしっかりしていました。

子供の頃に遊んだアスレチックを思い出します。幼き頃の遊びが、こんなところで活きるとは思いもしませんでした。

ちなみに今回は Asic DynaFlyteを履いて走りました。本当はトレイルランニング用のシューズを履かないと危ないんですけどね。

ようやく足場が安定したエリアに戻りました。

階段を下りて湯畑に戻ります。右下に見える青い池が万座温泉の源泉が湧き出る湯畑です。

硫化水素ガスにご注意を

なお、この辺りは硫化水素ガスが発生する箇所が多くあるので、トレランに出かけるときは、歩道から外れないようにしましょう。

また、山に入るときは携帯電話から登山届ができるので、独りでトレランに出かける場合はなるべく登山届を出すようにしましょう。

実業団・大学駅伝チームの合宿所

ちなみに万座温泉の近くの「万座高原」は、実業団チームや大学駅伝チームが高地トレーニングの合宿で訪れることで有名です。

さいごに、余談ですが

万座温泉周辺と「熊四郎トレイル」で朝練を終えた後は、ホテルの源泉掛け流し露天風呂で汗を流しました!

万座温泉では他にもいろんなトレランコースが楽しめます。万座温泉から白根山湯釜までの往復6kmコースの「本白根探勝歩道」は走ってみたいですね。

この記事を読んで走りたくなったら

標高1800mの「万座温泉」で楽しむ高地トレーニング&トレイルランニング」を最後までお読みいただき有難うございます。

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