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【碓氷峠ラン184 2016レポート】高低差400mに悶える…ハーフ1:35:56
2016年10月22日に参加した「碓氷峠ラン184」の大会レポートをお届けします。
種目はハーフマラソン。軽井沢近くの「碓氷峠」を舞台に、前半下り・後半上りのコースです。高低差が約400mあり、苦しまずには走りきれません。
坂が苦手な方は、翌日に開催される「軽井沢リゾートマラソン」の方がおすすめです。
目次と内容
碓氷峠ラン184の特徴
「碓氷峠ラン184」は毎年10月に碓氷峠を舞台に開催されるマラソン大会です。
その翌日に開催される「軽井沢リゾートマラソン」とともに「軽井沢マラソンフェスティバル」のメインイベントに位置付けられています。
スタートとゴール地点のある大会会場は軽井沢プリンスホテルスキー場駐車場に設置されます。軽井沢駅南口から徒歩10分と、首都圏からアクセスも良好。
コースは、主に国道18号(中山道)を走ります。軽井沢プリンスホテルスキー場前からスタートして間もなく長野県から群馬県へ県境をまたぎ、碓氷峠をひたすら降ります。
その後、群馬県安中市にある碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」の近くで折り返し、降りてきた坂を再び上ります。
高低差は約400m。前半の下り坂は楽ですが、後半は上り坂は地獄です……。
遠征日程
今回は「軽井沢マラソンフェスティバル2016」の2つのレースにエントリーしました。いずれもハーフマラソンなので、2日間でフルマラソンの距離を走ることになります。
- 2016年10月22日(土):碓氷峠ラン184
- 2016年10月23日(日):軽井沢リゾートマラソン
自宅のある埼玉から軽井沢までは北陸新幹線に乗れば1時間もかかりません。「碓氷峠ラン184」は当日に現地入りし、軽井沢で1泊した後「軽井沢リゾートマラソン」を走ります。
というわけで、初日は8時前に自宅を出発し、大宮駅から8時18分発の北陸新幹線「はくたか」に乗車。
普通車の指定席が満席だったため、グリーン車を利用しました。2列+2列で普通車に比べてスペースに余裕があります。リクライニングが電動で感動しました。
非常に快適ですが、乗車時間はたったの40分程度。あっという間に軽井沢駅に到着しました。
スタートラインへ
軽井沢駅南口からのスタート会場までは歩いて8分かかりました。紅葉に彩られたショッピングモールの横を通ります。
スタート30分前ですが、近隣の駐車場はガラガラ。これなら車で来ても余裕で駐車できそうです。
会場は軽井沢プリンスホテルスキー場の駐車場にあります。
スタート25分前に到着すると、ちょうどウォームアップ運動が始まっていました。
受付で参加賞(Tシャツ)を受け取り、荷物をコインロッカーに預けます。1回300円。ちゃんと両替機も用意してありました。
貴重品がなければ、テントの下の荷物置き場も使えます。こちらは無料。
参加者が少ないのか、仮設トイレがガラガラでした。
コース攻略
ここからは「碓氷峠ラン184」を走った時の様子を振り返ります。
前半戦
9時40分、定刻通りのスタート。ナンバーカードにはA~Dの区分けがありますが、スタートラインはブロックに分かれていません。そもそも参加者数が少ないので、スタート直前に整列しても前の方から走り始められます。
最初の1kmは緩やかな上り坂。すぐに峠を越えて群馬県(安中市)に入ると下り坂に入る。そしてひたすらS字カーブの坂を下ります。みなさん結構飛ばされていました。「tomo」も平均ペース4:10/kmで走ります。
10kmの看板が見えると、遠方に「めがね橋」が姿を現しました。
「めがね橋」がどーん!近くで見ると迫力ありますね。
後半戦
折り返し地点から上り坂が始まります。先ほど通り過ぎたばかりの「めがね橋」をもう一度通過。
11~13kmは上り坂とはいえ、傾斜が緩やかなのでそれほど負荷は感じません。13kmから傾斜がグッとキツくなり、ペースもガクッと落ちます。14km以降はゼーゼー・ハーハー、苦しいのなんのって…。
最も苦しかったのは16kmあたり。ペースは6:00/km台まで落ちてきました。「歩いちゃおうよ」と悪魔のささやきが聞こえた時、給水ポイントで我に帰りました。
上り坂といっても、傾斜がきつい区間とフラットな区間が交互に続く。前者はふんばる所、後者は息を整える所、というふうにメリハリをつけて走るようにしたら、少し楽になりました。
給水ポイントを過ぎたあたりで、後ろから来たランナーに抜かれました。この方、すごくいいフォームをしていて、足を小刻みに動かしていました。見るからにランニングエコノミーが良さそうです。
自分も真似をして、コバンザメのように張り付くことにしました。
自分の周りに歩いている人が一人もいなかったことにも救われました。これが歩いている人ばかりだったら、途中で歩くことに対する抵抗感がなかったはず。
自分だけ歩くのは恥ずかしいし、自分の歩いている姿を見た後続の人たちも歩いてしまうんじゃないか。そんな二重のプレッシャーを感じながら走り続け毎した。
17kmの看板が見えると「あと4キロ、行ける!」
18kmの看板が見えると「あと3キロ、行ける!」
19kmの看板が見えると「あと2キロ、行ける!」
単純ですが、呪文のように唱えて「行ける!」と自分に言い聞かせると励みになります。
20kmあたりまで来ると傾斜が緩やかになります。
群馬県(安中市)と長野県(軽井沢町)の県境が最高地点まで来れば、あとは楽勝。思わず周囲のランナーの方たちと「上り切ったね!」と声を掛け合いました。みんなやっぱり苦しかったのですね。
ゴールの後で
完走タイムは、グロスで1時間35分56秒でした。高低差400mの坂道を往復したことを考えれば悪くない結果です。
走り終えると「アクエリアス」を1パックいただきました。
参加賞のTシャツも受け取りました。モノクロの素敵なデザインです。
おまけ
翌日は「軽井沢リゾートマラソン」を走るつもりでしたが、全てを出し切って余力ゼロのため、やむなくDNSすることにしました。「碓氷峠ラン184」がこんなにもキツいとは夢にも思いませんでした。
2日連続で出場するなら、しっかりレースプランを練らないとですね。
この記事はマラソンブロガーの「tomo.」が書きました。気に入ったらしてもらえると嬉しいです。X/TwitterやStravaでも発信しています。
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