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南軽井沢:あさま山荘事件とタリアセン

南軽井沢:あさま山荘事件とタリアセン

長野県の「南軽井沢エリア」を旅ランしてきたので紹介します。

軽井沢駅・中軽井沢駅の南側に宿泊される方におすすめのランニングコースです。

軽井沢駅から南へ4km。ゴルフ場の多いエリアですが、西側には軽井沢タリアセンや風越公園などがあります。

また今回初めて知ったのですが「あさま山荘事件」の舞台となった山荘もこのエリアにありました。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

南軽井沢

長野県の軽井沢駅から「プリンス通り」を南へ4kmほど進むと、南軽井沢と呼ばれるエリアに入ります。

軽井沢72ゴルフや馬越ゴルフコースなど広大なゴルフ場が広がり、西の方に行くと軽井沢タリアセンや風越公園があります。

軽井沢で観光といえば、軽井沢駅の北側にある旧軽井沢エリアや中軽井沢エリアが人気ですよね。

軽井沢駅の南側には、駅近にプリンスショッピングプラザやスキー場がありますが、知名度の高い観光スポットいえば軽井沢タリアセンぐらいしか思いつきません。

逆の視点で見ると、南軽井沢は観光客で混雑しない閑静なエリアとも言えます。

今回はプリンスショッピングプラザを起点に、プリンス通り→国道18号→タリアセン→下仁田街道→浅間山荘事件「治安の礎」→プリンス通りをめぐり、南軽井沢を旅ランしてきました。

時期は2022年12月初旬。日中の気温は4℃と肌寒いですが、例年に比べて降雪が遅く、雪はまだありません。

国道18号

今回は軽井沢駅の南側にある「軽井沢プリンスホテル ウエスト」に宿泊しました。

15時にチェックインを済ませ、妻と娘たちはプリンスショッピングプラザの一角にあるボーリング場へ出かけました。

その間、自分はランニングウェアに着替えてプリンス通りを走り始めました。

軽井沢駅の南口と南軽井沢を結ぶプリンス通りは歩道の幅が広く、信号も多くないため、ランニングするには最高の環境です。

国道18号の交差点で右折して、国道沿いを走ります。こちらも歩道の道幅にゆとりがあります。

南ケ丘、南原のエリアを通り過ぎると、進行方向に淺間山(あさまやま)が姿を現しました。

浅間山は、長野県と群馬県の境にある標高2568mの活火山です。軽井沢の標高が1000mほどあるので、標高差で見るとそれほど高くは見えません。

しばらく走り続けると大きな交差点に差し掛かります。ここから塩沢湖や風越公園のあるエリアに向かいます。

タリアセン

緩やかな坂を下っていくと、進行方向右手に塩沢湖が見えてきました。

1周700mほどの小さな湖ですが、散策するには「軽井沢タリアセン」と呼ばれるレジャー施設に入場する必要があります。

こちらが軽井沢タリアセンの入口です。

以前、家族を連れて訪れたことがありますが、敷地内では塩沢湖でボート遊びを楽しんだり、ゴーカートやサイクルモノレールで遊んだりできます。

他にも、初夏には美しいバラが咲き乱れるローズガーデンがおすすめです。

軽井沢タリアセンの近くには、軽井沢高原文庫、エルツおもちゃ博物館、軽井沢絵本の森美術館があります。

さらに南へ進んでいくと、風越公園があります。総合体育館やグラウンド、テニスコートやアイスアリーナなど、スポーツ関連施設が集まったエリアです。ちなみに陸上競技場はありません。

下仁田街道

風越公園の交差点から下仁田街道に入り、軽井沢72ゴルフの敷地の外を走ります。

歩道の道幅はそんなに広くありませんが、観光客はもとより地元の方も誰ひとりいないので、貸切状態で走れます。

しかも今の時期は歩道の半分が落ち葉のクッションで覆われているため、ちょっとしたクロカン気分が楽しめます。

浅間山荘事件「治安の礎」

3kmほど横断歩道がなく、ノンストップで走り続けます。その先の交差点の真ん中に、何やら記念碑のようなものが建っていました。

こちらは浅間山荘事件の顕彰慰霊碑「治安の礎」です。

1972年の「あさま山荘事件」で殉職した警察官の功績を称え、翌年1973年にこの地に記念碑が建てられました。

ちなみに事件の現場となった山荘は、ここから1kmほど南にあります。

さて、そろそろ日が暮れてきたので、プリンスショッピングプラザを目指します。プリンス通りに続く下仁田軽井沢線を北上します。

こちらは軽井沢72ゴルフの駐車場とエントランス。その先には夕日に染まる浅間山が見えました。

この辺りは歩道沿いに広々とした芝生が続きます。こちらでもクロスカントリー気分が楽しめます。

最後にプリンス通りに戻り、本日の旅ランは終了。走行距離は13kmでした。

おまけ

午前中は久しぶりに旧軽井沢銀座を散策してきました。

小学生の娘たちが「イチゴ飴」を食べたいというので、買ってみるとリンゴ飴のイチゴ版とでも言うのでしょうか。最近の小学生はこういうものが好きなんですね。

親世代は若者の嗜好についていけないので、妻は野沢菜おやき、自分は「腸詰屋」のハーブソーセージを食べました。

最後に旧軽井沢銀座を訪れたのは2017年5月でした。

江戸五街道のひとつ「中山道」を走って旅する途中に、碓氷峠から降りてきたら旧軽井沢銀座に出て「え!?ここは旧中山道だったの」と驚いた記憶があります。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。