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【ビーナスラインでランニング】白樺湖〜蓼科湖の14km峠走

【ビーナスラインでランニング】白樺湖〜蓼科湖の14km峠走

長野県の観光道路「ビーナスライン」をランニングしてきたので紹介します。今回は白樺湖から出発し、標高1760mの「スズラン峠」や蓼科高原が一望できる「女の神展望台」を経て、蓼科湖まで14kmの道のりを走りました。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

更新日: 公開日:

目次と内容

ビーナスラインとは?

ビーナスラインの特徴は以下のとおりです。

  • 長野県の茅野市〜上田市を結ぶ全長76kmの観光道路
  • 蓼科高原や白樺湖、美ヶ原高原などの観光地を巡る
  • 標高は800m(茅野市)〜2000m(美ヶ原高原)

路線名で言うと、茅野市の市街地エリアから国道152号→県道192号→県道40号→県道194号→県道460号を経由して美ヶ原高原に到達します。

いずれも無料開放されていますが、11月〜4月は一部区間が冬季閉鎖されます。

今回は蓼科高原に滞在中に、白樺湖〜蓼科湖の14kmの区間をランニングしてきました。

ランナーから見たビーナスラインの魅力

ビーナスラインは日本有数のドライブ・ツーリングのルートとして知られています。蓼科高原や八ヶ岳山嶺の絶景がとにかく素晴らしく、ワインディングロードや急勾配が楽しめます。

ランナーからすると、アップダウンの多い「峠走」や標高1500m級の「準高地」でトレーニングできるのは魅力です。

まあでも、最大の魅力はやはり眼下に広がる蓼科高原の絶景。特に「女の神展望台」からの眺望がおすすめ。

アクセス

全長76kmのビーナスラインの起点は以下のとおり。

  • 長野県茅野市:あけぼの隧道交差点
  • 長野県上田市:美ヶ原高原美術館

こちらが「あけぼの隧道交差点」。標高は800m程度でビーナスラインの中で最も低い地点にあります。

そしてこちらが「美ヶ原高原美術館」。標高は2000m程度に達し、ビーナスラインの中で最も高い地点にあります。

ビーナスラインをランニングするなら、観光スポットが多く、交通アクセスも良い白樺湖や蓼科湖を拠点にするのがおすすめです。

コース

今回は白樺湖から蓼科湖まで14kmの道のりを走ってきました。白樺湖の標高は1400m。そこから標高1760mのスズラン峠を経て、標高1200mの蓼科湖まで緩やかな下り坂を降りてゆくコースを走ります。

白樺湖

白樺湖に来たらぜひ訪れたいのが「ローソン ビーナスライン白樺湖店」。普通のローソンとは異なり、リゾート仕様のオシャレな店舗です。

ここから県道40号を蓼科方面に向かいます。

県道40号

標高1400mの白樺湖からは緩やかな上り坂が続きます。ちょっと走っただけでもう標高1500m。傾斜はそんなにキツくないので、6:30/kmペースであれば止まらずに走れました。

この辺りは歩道がないので、ガードレールに沿って走っていきます。

途中、スキー場の「しらかば2in1」を通過。

県道40号から県道194号に接続するところ。この辺りで標高1700m。佐久・小諸方面へ向かう道と分岐しますが、今回は蓼科方面へ向かいます。

スズラン峠

今回走った区間の最高地点、標高1760mの「スズラン峠」に到着。この辺りには道路以外何もありません。

あとはひたすら下り坂を降るだけなので、自ずとペースアップします。

女の神展望台

ビーナスラインには絶景が楽しめるビュースポットがありますが、ここ「女の神展望台」は人気スポットのひとつ。無料駐車場もあるので、車やバイクを止めて記念撮影する人も多かったです。

晴れた日には遠くの山々まで見渡すことができます。

別荘エリア

女の神展望台を過ぎると、蓼科湖までは目立った観光スポットはありません。

ひたすら下り坂を行くのみ。

この辺りは日本有数のリゾート地、蓼科高原別荘地が広がるエリアです。

途中、北八ヶ岳ロープウェーへの登山口を通り過ぎます。ロープウェーの乗り場までは3kmほどの山道を上っていくので、往復するにはそれなりの覚悟が必要。その覚悟がないので今回はパスしました。

標高1500mまで降りてきました。

蓼科湖に近づくと、温泉の看板が目に留まります。この辺りの温泉で汗を流して、蓼科湖まで歩いていくのも良さそうです。

標高1300mまで降りてきました。

紀元二千六百年文化柱

旅の終盤で「紀元二千六百年文化柱」と書かれた謎のオブジェを発見。紀元二千六百年といえば、1940年に神武天皇即位紀元2600年を祝った記念行事が有名ですが、その当時に建てられた物らしいですね。

蓼科湖

最後の傾斜のきつい坂を下ると「道の駅 ビーナスライン蓼科湖」にたどり着きました。無料駐車場や公衆トイレ、売店やレジャー施設などが揃う道の駅です。

おまけ

今回は蓼科高原に宿泊しました。蓼科湖〜白樺湖を往復するのは距離的にもキツい。そこで往路(蓼科湖→白樺湖)をバスで移動し、復路(白樺湖→蓼科湖)だけ走ることにしました。

蓼科湖と白樺湖を結ぶ路線バスはありませんが、夏季のみ「蓼科高原ラウンドバス」が運行しているので、今回はそちらを利用しました。

運賃は1000円。途中、北八ヶ岳ロープウェー乗り場を経由し、乗車時間は約50分でした。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。