【ニューバランス 1080 v15 レビュー】唯一無二のクッション(動画あり)
2026年1月にニューバランス(New Balance)のランニングシューズ「1080 v15」が発売されたので購入しました。価格は22,000円。新開発のInfinionフォームによる、柔らかいのに疲れにくいクッションが魅力ですが、足首とヒールのフィット感が物足りない惜しい点もあり、その辺りも含めて詳しくレビューしていきます。
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NEW BALANCE 1080 v15
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この記事の目次
- 【結論】唯一無二のクッション
- Infinionミッドソール
- サイズ感と履き心地
- 柔らかいのに疲れにくい
- 安定感も抜群
- でも足首とヒールのフィット感が微妙
- 前作v14・前前作v13との違い
- クッション硬めのおすすめシューズ
- 【追記】走行距離100kmの耐久性
【結論】唯一無二のクッション
「1080 v15」は、柔らかいクッションが好みのランナーにおすすめのランニングシューズです。新開発のInfinionフォームは、よく沈み込むのに反発力も強く、柔らかいのに疲れにくいという唯一無二のクッションを実現。走行安定性も非常に高い1足です。
作っているのはニューバランス(New Balance)。「1080」シリーズは2011年に初代「1080 v1」が発売されて以来、クッション性を重視したランニングシューズとして、初心者から上級者まで幅広く支持されてきた人気シリーズ。私は「1080 v13」と「1080 v14」を所有していますが、「1080 v15」は「1080 v13」の柔らかいクッションと「1080 v14」のかっちり目のクッションを足して二で割ったような感じです。
Infinionミッドソール
「1080 v15」のスペックは次のとおり。
- ミッドソールは新開発の「Infinion」フォームを初採用
- アッパーはモールド加工を施したメッシュ
- アウトソールはフォアフットとヒールを中心にラバーを配置
- 重量は261g(メンズ27cmカタログ値)
- 定価は22,000円
前作「1080 v14」までは「Fresh Foam X」フォームが使われていましたが、「1080 v15」には新開発のミッドソール素材「Infinion」を使用。公式サイトによると「高い衝撃吸収とクッション性はそのままに、反発性と機能の持続性も備える」素材とのこと。指で触ってみると、もちもちして柔らかいんですが、押し戻す力も結構強く感じます。
アッパーは、軽くて通気性に優れたメッシュ素材。表面にモールド加工が施されており、立体感のある輪郭が特徴です。しかもこれは単なるデザインの演出だけでなく、アッパーの骨組みのように配置され、構造体としての機能も持っています。モールド加工がなかったら、アッパーはもっとペラペラして頼りなくなっていたはずです。
靴底は全体的にフラットな構造で、接地面積が広くなっています。アウトソールはフォアフットとヒールを中心にラバー素材を配置。真ん中はミッドソールが肉球のようになっていて、ぷにゅぷにゅと無限に指で押し続けたくなります。
重量はメンズ27cmのカタログ値が261g、私が購入したメンズ26cmの実測値が245gでした。ジョギングシューズにしては普通か、ちょっと軽い部類に入ると思います。
公式オンラインストアで購入したら、ランニングダイアリー機能が付いた冊子が同梱されていました。
サイズ感と履き心地
私は身長170cm・体重60kg。ランニングシューズはスタンダードタイプで26cm、ワイドタイプで25.5cmがいつものジャストサイズです。「1080 v15」は購入した先行販売ではスタンダードタイプしか選択肢がなく、26cmを選びました。
実際に足を入れてみると、少し大きいかなという印象を受けました。土踏まずの幅はぴったりですが、つま先とヒールカップ周りはスペースに余裕があり、少し縦に長い気がします。もしかしたらワンサイズ下でも良かったかもしれません。
フィット感は悪くありませんが、「1080 v13」や「1080 v14」に比べるとアンクルパッドやヒールカップの厚みとサポートが頼りなく、足首やヒール周りのフィット感はイマイチ。場所によってミリ単位の隙間が生じる感じです。
柔らかいのに疲れにくい
「1080 v15」の最大の魅力は、柔らかいのに疲れにくいクッションです。実際に履いてジョギングしてみると、Infinionクッションは素晴らしいですね。接地の際に結構グイッと沈み込みますが、それに負けないぐらいの反発力も感じられ、バランスが絶妙です。「1080 v13」は結構沈み込むクッション、「1080 v14」は逆に反発力が強めのクッションでしたが、その両方の良いところを足し算したのが「1080 v15」のクッション。柔らかいのに疲れにくく、気持ち良いだけでなくしっかり走れて、長距離も走りやすいです。
安定感も抜群
また「1080 v15」は、走行安定性能も抜群です。靴底は接地面積が大きく、どこで着地しても安定感があります。個人的にはヒールの二股になっている部分が気に入っていて、ヒールから着地してもブレにくくなります。
ジャリ道や芝生のある不整地を走ると、安定感の高さをより実感できます。ぼこぼこした道でもクッションがグイッと沈み込み、サスペンションのような役割を担ってくれます。私は脚に負担をかけすぎないようクロスカントリー走を練習に取り入れているので、ロードでも不整地でも安定して走れる「1080 v15」は貴重な存在です。
でも足首とヒールのフィット感が微妙
一方で「1080 v15」は、足首とヒールのフィット感が物足りないのが欠点です。致命的な欠点は見当たりませんが、唯一微妙だなと思ったのが、アンクルパッドのボリューム感が物足りないこと。それからヒールカップもちょっとスカスカして、サポート力が弱く「守られている感」がないんですよね。その点「1080 v13」と「1080 v14」はアンクルパッドもヒールカップも分厚く守りが鉄壁だったので、「1080 v15」を履いているとダウングレード感が否めません。とはいえ、シュータンと一体化したガセットタンは優秀で、ホールド感は特に問題に感じません。
前作v14・前前作v13との違い
参考までに、前作「1080 v14」、前々作「1080 v13」と比較してみましょう。ちなみに「1080 v14」まではミッドソールに「Fresh Foam X」が使われており、製品名も「Fresh Foam X 1080 v14」「Fresh Foam X 1080 v13」でしたが、最新作はシンプルに「1080 v15」と短くなっています。
| 1080 v15 | 1080 v14 | 1080 v13 | |
|---|---|---|---|
| 発売 | 2026年1月 | 2024年10月 | 2023年10月 |
| 定価 | 22,000円 | 19,800円 | 18,700円 |
| ミッドソール | Infinion | Fresh Foam X | Fresh Foam X |
| 重量(26cm実測) | 245g | 261g | 261g |
「1080 v15」(左)と「1080 v14」(右)
ミッドソールは「Fresh Foam X」から「Infinion」に刷新され、スペック的には大きな変更ですが、同じ「Fresh Foam X」でも「1080 v13」と「1080 v14」で全然履き心地が違ったので、メジャーアップデートと呼べるほどの履き心地の変化は感じられません。
アッパーは「1080 v15」の方がメッシュ素材が薄くなった一方で、立体感のあるモールド加工により全体的なボリューム感は増えた気がします。アンクルパッドとヒールカップの厚みとサポート力は「1080 v15」の方が弱くなりました。
それから接地面積は「1080 v15」の方が小さくなっています。特に前足部が顕著で、横に並べると違いが一目瞭然です。
「1080 v15」と「1080 v13」
両者にはいくつか共通点があり、ミッドソールの質感や触った感じ、沈み込むクッションは似ています。「1080 v15」の方がクッションを押した時の戻る力が強くなっています。アッパーのモールド加工が生み出す立体感も似ており、「1080 v13」の面影を「1080 v15」に感じ取ることができます。「1080 v15」はどちらかと言えば「1080 v13」に似ていますね。隔世遺伝ってやつでしょうか。
クッション硬めのおすすめシューズ
「1080 v15」はクッションが柔らかいのに疲れにくい履き心地ですが、クッションは硬めの方が好みのランナーには、ホカ(HOKA)の「クリフトン10」、ブルックス(Brooks)の「ゴースト17」、アシックス(ASICS)の「ゲルカヤノ32」をおすすめします。これらは長時間走り続けても疲れにくく、私のスタメンシューズでもあります。ページ下「関連記事」より詳しいレビューが読めます。
【追記】走行距離100kmの耐久性
こちらは走行距離が100km超えた状態。前作は靴底のミッドソールが剥き出しになっている部分の損傷が目立ちましたが、「1080 v15」は今のところダメージは最小限に止まっています。
ミッドソールの状態も良好。わずかながらシワが入っていますが、柔らかいクッションは健在です。
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動画レビュー
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購入ガイド
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ブルックス ゴースト17
Asics ゲルカヤノ32
ニューバランス Fresh Foam X 1080 v14
フレッシュフォーム X 1080 v13
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NEW BALANCE(ニューバランス)は1906年にアメリカ・ボストンで設立されたスポーツブランド。矯正靴作りにルーツを持ち、足幅が細かく選べるのが特徴。ランニングシューズはスピード重視のFuelCell Super Comp EliteやFuelCel Rebel、クッション重視のFresh Foam X 1080等のシリーズが有名です。
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