
彩湖(さいこ)は、東京都と埼玉県の県境にある人造の湖。荒川洪水時の被害に備えた調節池として1997年に完成し、周辺には公園や運動場、バーベキュー広場やアスレチック場がある。今回は彩湖の北側に整備された周回4.7kmの「戸田マラソンコース」を走ってきたので紹介する。
彩湖は、埼玉県さいたま市と戸田市の2つの市にまたがり、荒川を挟んで東京都の県境に位置する。最寄駅の武蔵野線・西浦和駅から西へ1kmほど行ったところだ。園内には駐車場もあり、車でのアクセスが便利。
以下は彩湖の案内図。北側と南側には立入禁止の「自然保護ゾーン」があるため、湖づたいに1周することはできない。
なのでランナーの多くは、湖の真ん中にかかる管理橋を経由して、彩湖の北側半分をまわる周回4.7kmの「戸田マラソンコース」を走ることになる。
戸田マラソンコースはどこからでも走り始められるが、スタート地点は管理橋の東側にある。距離表示もここが起点だ。
今回は彩湖の一角にある「荒川彩湖公園」から走り始めた。一緒に連れてきた妻と娘たちは公園の遊具で遊んだり、お弁当を食べたりして過ごしてもらった。
コース上にはトイレや水飲み場があるので、長時間のランニングでも安心だ。
彩湖の北側は小高い丘になっており、坂を上っていくと「埼玉・東京の大切な水がめ 彩湖」と書かれた看板が目に留まった。戸田市公式サイトによると、彩湖には「治水」「利水」「自然保護」の3つの目的があり、中でも台風などで荒川が増水した際に一時的に水を溜め込んで洪水を防ぐ「治水」機能は、首都圏の安全にとって欠かせない存在だ。
埼玉県民・東京都民の飲み水としても使われることから、彩湖では魚釣り、遊泳、モーターボートなどが禁止されている。
直線コースが多いのかと思いきや、結構クネクネした道が続きます。
しばらく走り続けると、彩湖の真ん中にかかる歩道橋、通称「管理橋」が見えてきた。
管理橋を渡って湖の反対側へ。所どころに距離表示がある。管理橋を渡った先に、戸田マラソンコースのスタート地点がある。
管理橋からの景色。天気が良いと湖の色がエメラルドグリーンに映る。
ここは沖縄県?かと思うほど美しい景色。
彩湖の東側、「彩湖・道満グリーンパーク」沿いのコースは、木のトンネルの下を走れるので炎天下でも涼しくて快適。
しばらく走り続けると「荒川彩湖公園」に戻ってきた。
戸田マラソンコースはサイクリングも楽しめる。僕は小学生の娘たちの自転車の練習に何度か連れてきたこともある。
彩湖の周辺には遊具がたくさんある。子連れファミリーなら、子どもたちが遊具で遊んでいる間にランニングすることもできる。
彩湖の南側は自然保護ゾーンに指定され、立入禁止となっている。管理橋から途中までは長い芝生の道が続いている。
「この柵より先は立入禁止」と書かれた看板の先が自然保護ゾーンだ。
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マラソンをライフワークにしているアラフォー男性。埼玉県に在住し、都内IT企業に勤めながらマラソンブロガーとして活動中。本名は桑原智彦。プロフィール詳細へ
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