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「秩父ミューズパーク」の走り方:全長3kmのスカイロード
埼玉県秩父郡の「秩父ミューズパーク」でランニングするなら、全長3kmのスカイロードがおすすめです。イチョウ並木が美しく、緩やかな起伏があり、レンタルサイクルも楽しめます。毎年6月には「秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会」が開催されます。
アクセス
秩父ミューズパークの住所は、埼玉県秩父郡小鹿野町長留。
埼玉県西部に位置し、最寄駅の西武秩父駅から荒川を越えて4kmほど西にあります。駅からは西武バスのミューズパーク線に乗って約20分でアクセスできます。
車だと皆野寄居バイパスの皆野大塚ICを降りて15分ほど。園内には無料駐車場が15カ所ありますが、レンタルサイクルの貸出所やスカイトレインの発着場のある「南口駐車場」がおすすめです。
全長3kmのスカイロード
スカイロードは全長3km、幅18mのスケールの大きな遊歩道(うち幅3はサイクリングロード)です。秩父ミューズパークの南北に伸び、南の「ミューズの丘」と北の「旅立ちの丘」を結びます。
今回は、ミューズの丘〜旅立ちの丘を走って往復しました。走行距離は6km、所要時間は30分ほど。週末の日中は観光客で混雑しますが、早朝であればほぼ貸切状態で走れます。
以下はミューズパークの案内図ですが、薄いピンク色の線がスカイロードのルート。園内の主要施設を結んでいるのが分かります。
南口・ミューズの丘
スカイロードはどこからでも走り始められますが、南口を起点にするのがおすすめです。大型の無料駐車場がありますし、レンタルサイクルの貸出所やスカイトレインの発着口もあります。
新緑の季節はみずみずしい緑に彩られたイチョウ並木が美しく、紅葉の時期には黄一色になります。
センターハウス
南口と北口の間にあるのが「センターハウス」。この辺りにはプールやテニスコート、フットサルコートがあります。
毎年6月にはここ秩父ミューズパークを舞台に「秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会」が開催され、ちょうどこのセンターハウス付近にスタート・ゴール地点が設置されます。
パルテノン
スカイロードを北上し続けると、古代ギリシア風の建造物が目に留まります。こちらはパルテノン神殿を模した「パルテノン」という建物。単なる休憩所ではなく、災害時には160人が避難生活が送れるように配慮されているそうです。
その隣にあるのが「ミューズの泉」。こちらも古代ギリシア風。
そもそも「ミューズ」とは、古代ギリシアで文芸を司る女神を意味する言葉「Musa」が語源であり、音楽(Music)や美術館(Museum)の語源でもあります。園内に本格的な野外ステージや音楽堂があるのも納得です。
北口・旅立ちの丘
パルテノンから北口までは緩やかな起伏が続き、足腰を鍛えるのにちょうど良いですね。
こちらは「芝生広場」。よく手入れされた広大な芝生が広がり、ここでクロスカントリー走をやるのも良さそう。
北口にある「旅立ちの丘」まで来ると、スカイロードは終了です。北口にもレンタルサイクルの貸出所やスカイトレインの発着口がありますが、無料駐車場は台数が限られていて停められないことがあります。なので、南口を起点にするのがおすすめです。
旅立ちの丘からは、武甲山と秩父の市街地が一望できます。武甲山は石灰石を採取するために山肌が削られ、山頂部がいびつな形をしているのが遠くから見ても分かります。
おまけ
スカイロードはサイクリングロードでもあるので、自転車での走行が可能。北口と南口にレンタルサイクルの貸出所があります。ママチャリやマウンテンバイクが多く、2〜4人乗り自転車は数が少なめ。
本数は限られていますが、スカイロードの北口と南口を結ぶ「スカイトレイン」が運行しています。ランニングに疲れたらスカイトレインに乗るのもありですね。
秩父ミューズパークには、手軽にキャンプが楽しめるPICAリゾートの「PICA秩父」があり、テントサイトやコテージで宿泊できます。「秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会」に参加する時はいつもここで前泊しています。
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