秩父ミューズパーク:全長3kmのスカイロード

埼玉県秩父市の「埼秩父ミューズパーク」を走ってきたので紹介します。
園内には全長3000mの「スカイロード」があり、ランニングやサイクリングが楽しめます。イチョウ並木が美しく、新緑や紅葉の季節に訪れるのがおすすめです。
この記事はマラソンブロガーの「」が書きました。
目次と内容
アクセス
秩父ミューズパークは、埼玉県秩父市の市営公園です。
秩父の玄関口である西武秩父駅からは荒川を挟んで4kmほど離れており、循環バス・ミューズパーク線に乗れば20分ほどでアクセスできます。
園内には無料駐車場も数多くあるので、車でのアクセスがおすすめです。
園内には「スカイロード」と呼ばれる全長3000mのサイクリングロード・遊歩道があります。イチョウ並木が美しく、適度にアップダウンもあり、ランニングするには最高の環境です。
2021年5月の新緑の季節に「スカイロード」を走ってきたので紹介します。
コース
スカイロードは幅員18mの大規模遊歩道とサイクリングロード(うち幅員3m)があります。

以下は現地で見つけた秩父ミューズパークの地図。ピンク色の線がスカイロードで、園内の主要施設を結んでいるのが分かります。

南口・スタート広場
スカイロードはどこからでも走り始められますが、南口にスタート広場があります。無料駐車場もあるので、こちらに駐車して走りに行くのも良いでしょう。

新緑の季節はみずみずしい緑に彩られたイチョウ並木が美しいですね。

センターハウス
南口と北口の間にあるのが「センターハウス」。この辺りにはプールやテニスコート、フットサルコートがあります。

毎年6月には秩父ミューズパークを舞台に「秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会」が開催されますが、このセンターハウスの近くにスタート・ゴール地点が設置されます。

パルテノン
しばらくスカイロードを走り続けると、古代ギリシア風の建造物が見えてきます。こちらはパルテノン神殿を模した「パルテノン」という建物。単なる休憩所ではなく、災害時には160人が避難生活が送れるように配慮されているそうです。

その隣にあるのが「ミューズの泉」。こちらも古代ギリシア風。

そもそも「ミューズ」とは、古代ギリシアで文芸を司る女神を意味する言葉「Musa」が語源であり、音楽(Music)や美術館(Museum)の語源でもある。園内に本格的な野外ステージや音楽堂があるのも納得です。

北口・旅立ちの丘
パルテノンから北口までは緩やかな起伏が続き、足腰を鍛えるのにちょうど良いですね。

こちらは「芝生広場」。

北口にある「旅立ちの丘」まで来ると、スカイロードは終了。北口にも無料駐車場があるものの、台数が限られていて停められないことがあります。

「旅立ちの丘」からは、武甲山と秩父の市街地が一望できます。

おまけ
スカイロードはサイクリングロードでもあるので、自転車での走行が可能。北口と南口にレンタルサイクルの貸出所があります。ママチャリやマウンテンバイクが多く、2〜4人乗り自転車は数が少なめ。

本数は限られていますが、スカイロードの北口と南口を結ぶ「スカイトレイン」が運行しています。ランニングに疲れたらスカイトレインに乗るのもありです。

北口の「展望ちびっこ広場」には、全長約50mのローラーすべり台を始め、子ども向けの遊具が充実しています。

小さな子供でも親と一緒に乗れるゴーカート場。身長125cm以上なら1人で乗車可能です。結構スピードが出て迫力があるので、娘たちに好評でした。

秩父ミューズパークには、手軽にキャンプが楽しめるPICAリゾートの「PICA秩父」があり、テントサイトやコテージで宿泊できます。
「秩父宮記念ミューズの森チャレンジロードレース大会」に参加する時はここで前泊しています。
