ノシャップ岬〜稚内駅
北海道稚内市にある「ノシャップ岬」周辺を旅ランしてきたので紹介します。
コースはノシャップ岬から稚内駅までの4km。宗谷湾沿いの道路を走り、途中で「稚内港北防波堤ドーム」の横を通過します。
当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。
目次と内容
アクセス
ノシャップ岬は北海道稚内市の北西部にある岬です。日本最北端の鉄道駅、JR稚内駅から4kmほど北にあります。
稚内駅からノシャップ岬に向かうには、バスかタクシーで移動します。天候が許せばレンタルサイクルで向かうのもおすすめです。
バスは稚内駅前から10〜20分おきに出ています。運賃は片道220円とリーズナブル。最新の時刻表は、宗谷バスの公式サイトを確認しましょう。
バス乗り場の横にタクシー乗り場もあります。
今回は、2019年9月に「わっかない平和マラソン」を走るために、稚内市内のホテルに宿泊しました。
レース前日は観光に充て、ノシャップ岬を観光してきました。稚内駅→ノシャップ岬はバスを利用し、ノシャップ岬→稚内駅は旅ランしながら戻るプラン。
ちなみにノシャップ岬→稚内駅の一部区間は「わっかない平和マラソン」のコース終盤でも走ります。
ノシャップ岬
というわけで、稚内駅からバスに乗ること10分、ノシャップ岬のバス停に到着しました。
現地には、掘立小屋のような待合室以外、何もありません。
バス停からノシャップ岬までは500mほど離れています。岬に向かう途中、「みなとや」という食堂に入り、ウニ丼を食べてきました。
ウニがこんなに山盛りになって1杯3000円です。フルマラソンの前日に生ものは避けるべきなのですが、誘惑に勝てませんでした。
こちらがノシャップ岬です。今日は雲が多かったので、肉眼で樺太は見えませんでした。夕陽がきれいに見えるスポットとして有名ですが、日没まで時間がありすぎます。
なんとなく「最果て」のイメージがありましたが、周辺には漁港やレストラン、民家や売店がありました。想像していたよりも生活感があります。
近くには立派な水族館まであります。こちらは「ノシャップ寒流水族館」です。アザラシやペンギンを見たり、生きたウニやホタテに触れることができます。
さらに水族館には「稚内市青少年科学館」が併設されており、南極探検隊に関する展示物などが見学できます。
そろそろ稚内駅に戻ります。
ノシャップ岬から稚内駅までの距離は約4km。バスは一般道の「宗谷サンセットロード」を巡航するが、ランニングするなら海沿いの道がおすすめです。
こちらは「わっかない平和マラソン」のコースに使われるため、交通規制の看板が立っていました。
宗谷湾を眺めながら海沿いを走ります。ノシャップ岬近辺にいるカモメはかなりの大型サイズ。見るからに凶暴そうです。こんなのに襲われたらやばいですよね。
オレンジ色のボートを発見。この辺りは昆布漁が盛んなので、昆布を採るボートかもしれません。
この辺りの建物は色鮮やか。自然界にない色なので、人間の気配が感じられてホッとします。昔訪れたアイスランドのレイキャビックの風景に似ているなと思いました。
こちらは昆布を干すためのネットが敷き詰めてありました。
稚内駅
稚内駅に近づくと、巨大なコンクリートの建造物が目に入ります。
こちらは「稚内港北防波堤ドーム」です。まるで古代ローマ時代の神殿のような建物。津波や高波の際に、稚内駅方面を守ってくれます。
ちなみに「わっかない平和マラソン」はここでゴールします。
日本最北端わっかない平和マラソンを完走しました😆🎶3時間7分56秒
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) September 1, 2019
前半はサブ3ペースで粘るも、25kmから失速し、ラストは5'00/kmがベストエフォート😣💦最後まで向かい風と闘いながら走りました。次に繋がる良い走りが出来て満足😀
大会関係者の皆様、有難うございました#わっかない平和マラソン pic.twitter.com/WKDZ2bstnU
さらに内陸部へ進むと、稚内駅に戻ってきました。ここは日本最北端の駅であり、駅の北側には「日本最北端の線路」と記念撮影できます。