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【ともらん2023年総括】サブエガ到達。目指せサブ2.5

【ともらん2023年総括】サブエガ到達。目指せサブ2.5

2023年の上半期は前年からの無理が祟って不調続きでしたが、下半期から立ち直り、ハーフ・フルマラソンで自己ベストを更新することができました。しかもフルは人生初のサブエガ(2時間50分切り)。でも現状に満足せず、さらに上を目指し続けます。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

2023年の振り返り

2023年も残すところ1週間となり、このへんで1年の振り返りをしたいと思います。

まず、走行距離は年末までに3,200kmを超えそうです。昨年同時期に比べると400kmほど多く、月平均で35km増えている計算になります。

走行距離が最も多い月は9月でした。300kmを超えた月は4回(12月も超えそうなので、それを加えると5回)。ずっと自分の中にあった「月間300kmの壁」は、もはや壁ではなくなりました。

その他、日々のトレーニングでは週1で行っていたポイント練習を週2にしたり、5年ぶりに通勤ランを再開して帰宅途中で走ったりしました。レースの方はハーフ・フルマラソンで自己ベストを更新。しかもフルは人生初のサブエガ(2時間50分切り)達成というオマケ付き。

ポイント練習を週1から週2に

10月末の本命レース「金沢マラソン2023」に向けて、8月からポイント練習を週2に増やしました。

それまでは毎週土曜日はロング走の日、月曜日はランオフの日、水曜日はポイント練習の日に定めてインターバル走やペース走をやっていました。ポイント練習とロング走の間はジョグを入れたいので、ポイント練習ができるのは週1回のみ。

そこでランオフの日を金曜日に移動し、月曜日と水曜日にポイント練習を行うようにしました。月曜日にペース走、水曜日にインターバル走。最初は疲労回復が追いつかなくて苦労しましたが、4週間ほどで新しいサイクルに慣れました。

5年ぶりに通勤ランを再開

新型コロナウィルスの感染拡大による行動制限が解除され、自分の職場でもオフィス出社モードに戻りました。まだ完全週5日出社ではありませんが、週3〜4回は片道1時間かけて通勤しています。

以前はそれが当たり前で、帰宅してから普通に走りに出かけていました。でもリモートワークに慣れてしまうと苦痛に感じます。通勤中の時間がもったいないな…とも思います。そこで火曜日と木曜日のジョグの日は、走って帰宅することにしました。

とはいえ、職場から自宅まで約30kmを走るのは無理なので、都内最北端のJR赤羽駅まで電車で移動し、そこから荒川を越えて京浜東北線沿いをひたすら北上します。距離にすると14km弱。

ドアツードアで電車通勤だと60分、通勤ラン込みだと120分。14kmジョグは75分。つまり通勤ランによる時短効果は15分(=60分+75分-60分)くらいなのですが、一度帰宅してまた走りに出かける心理的ハードルがなくなります。

上半期は走り過ぎて不調、下半期は慎重に

2023年のレース戦歴は次のとおり。

  • 1月 いぶすき菜の花マラソン(フル)
  • 1月 さいたまランフェス(10km)
  • 2月 熊本城マラソン(フル)
  • 4月 ボストンマラソン(フル)
  • 6月 函館マラソン(フル)
  • 8月 野沢トレイルフェス(27km)
  • 10月 舞鶴赤れんがハーフマラソン(ハーフ)
  • 10月 金沢マラソン(フル)
  • 11月 上尾シティハーフマラソン(ハーフ)
  • 12月 奈良マラソン(フル)

上半期はコロナ明けでマラソン大会が一気に再開された時期でもあり、調子に乗ってガンガン予定を入れまくりました。2022年の下半期は8月(北海道)、10月(新潟シティ)、11月(富山)、12月(青島太平洋)にフルを走っており、疲労が抜け切らないまま、1月(いぶすき菜の花)、2月(熊本城マラソン)とフルが続きます。

そんな中、3月に軽井沢でスキーをしている最中に転倒し、肩関節を脱臼しました…。幸い骨折はしなかったものの、全治3週間。3月の「びわ湖マラソン」はDNSして、治療期間中はランオフする代わりに毎日5〜6kmウォーキングしていました。

その後、なんとか4月の「ボストンマラソン」は走れましたが調子が振るわず。6月の「函館マラソン」同じく不完全燃焼。2022年下半期から走り過ぎたのが原因だと思います。

5年ぶりにハーフ自己ベスト更新

そんなわけで2023年下半期はレースの数を抑え、本命レースに向かって走り込みました。本命レースの3週間前に「舞鶴赤れんがハーフマラソン」を走り、5年ぶりに自己ベストを更新。コース前半にアップダウンがあるにも関わらず、自己ベストを更新できたことは大きな自信につながりました。

ハーフ自己ベストは「上尾シティハーフマラソン2018」以来、更新が止まっていました。本命レースの3週間後、そんな上尾に5年ぶりに再挑戦。そこでも自己ベストを更新することができました!

フル自己ベスト更新&サブエガ達成

フル自己ベスト更新を狙う本命レースは、10月末の「金沢マラソン」。序盤はアップダウンがあるのでペースを抑えましたが、中間地点の手前から3:55/kmまでペースアップして攻めてみました。幸い35km以降もなんとか粘れて、自己ベスト2時間49分31秒でフィニッシュ。グロスタイムでも本当にギリギリでしたがサブエガ(2時間50分切り)を達成しました。

上半期は疲労を引きづり不調続きでしたが、下半期は上手く立ち直り、結果を出すことができました。とにかく走りすぎは危険ということが分かったので、レース日程を組む際のガイドライン自分なりに設けました。

まず、フルとフルの間は最低6週間空ける。次に、フルを走るのはワンシーズンに2回まで。そして、フルで自己ベストを狙うのは年に2回まで。つまり、秋冬シーズン(9月〜12月)に本命フル+1本、春シーズン(1月〜4月)に本命フル+1本、オフシーズン(5月〜8月)に2本、年間で6本がMAXですね。以前はその1.5倍走っていました。

フルとフルの合間にハーフや10kmを埋めていきます。そこでも連戦は避け、レースとレースの間は3週間、最低でも2週間空けるようにします。やっぱり楽しく走るのが一番ですし、怪我・故障したら元も子もないですからね。

退屈だった霞ヶ浦1周ラン

レース以外では旅ランにも挑戦しました。夏休みには茨城県にある日本で二番目に大きい湖、霞ヶ浦(かすみがうら)を走って1周してきました。

1周の距離は約140km。サイクリストの間で「カスイチ」と呼ばれるコースを4日間かけて走るプランです。途中、千葉県の佐原や香取神宮を観光できたのは良かったのですが、カスイチのコースは左手に湖、右手に田んぼ、の風景が延々と続きます。正直、退屈でした。

本当は、和歌山県の熊野古道「中辺路」を走る予定でしたが、かなりヤバめの台風が紀伊半島を直撃したため、出発の2日前に急きょ「霞ヶ浦」に変更しました。台風の直撃は免れたものの、2日目と3日目は土砂降りに遭い、それはそれで楽しかった思い出です。

来年の抱負とサブ2.5に向けて

2024年の抱負は、ただひとつ。毎年繰り返していますが、怪我・故障しないこと。マラソンランナーとして強くなるために一番大事なことだと思うんですよね。どんなに練習を積んでも、怪我・故障して走れなくなったら意味ないですから。

とはいえ、ただ無理せず走っているだけだと強くなりません。怪我・故障せずに練習の量と質を高めるためには、疲労回復を徹底する、ランニング以外の補強トレーニングや筋力トレーニングを習慣化する、少しずつ練習強度を上げていく、などの工夫が必要です。

最終目標はフルマラソン2時間30分切りの「サブ2.5」。まだまだ長い道のりとなりますが、自分なら絶対にできると信じて、ムーンショット的な挑戦を楽しみたいと思います。

買って良かったものベスト10

最後に、2023年に購入したランニングアイテムの中から、満足度が非常に高かったものを10個紹介します。

On クラウドエクリプス

2023年はランニングシューズを18足購入しました。その中でのお気に入りはOnの「クラウドエクリプス」。年始に登場した「クラウドサーファー7」で次世代のソールテクノロジー「CloudTec Phase」が投入されましたが、それを2層に仕立てたのが「クラウドエクリプス」。

こんな極厚ソールじゃ絶対グラつくでしょ?と怖いもの見たさで履いてみたら、安定感が高く、そこそこ推進力もありました。クッション性能だけじゃない、2層のCloudTec Phaseに脱帽しました。

Asics マジックスピード3

その他、Asicsの「マジックスピード3」も非常に優秀なシューズだと思いました。「メタスピード+」シリーズの弟分という位置付けですが、性能面ではAsics最速級マラソンシューズ遜色ないのに6割の価格で手に入り、コスパも最強です。9月〜10月の走り込みは「マジックスピード3」に大変お世話になりました。

RxL マルチグローブ

自分がランニング手袋に求めるものが全て詰め込まれています。着脱しやすく、ウォッチウィンドウが付いていて、スマホ操作用に指先が出せる。しかもタオル代わりに額の汗を拭くこともできます。これぞランニング手袋の新スタンダード。

Mizuno マルチポケットロングパンツ

Mizunoの超人気ランニングパンツ「マルチポケットパンツ」の長ズボン版です。しかも裏起毛タイプは冬でも暖かく、タイツとパンツの良いとこ取りした傑作です。連日使うことが多く、洗濯が間に合わないので、結局2枚買いました。

Aer スリムポーチ

厳密にはランニングアイテムではありませんが、このおかげで通勤ランがめちゃくちゃ快適になりました。通勤時に持ち運ぶ小物類は全部これにまとめて、リュックの中身はスリムポーチとノートパソコンのみ。通勤ランの日とそうでない日でリュックを使い分けるので、中身の入れ替えが楽ですし、忘れ物もなくなりした。また、小物類はひとつずつ固定できるので、ランニング時にガチャガチャしないのも良いですね。

Gordon Miller シートカバー

これもランニングアイテムではありませんが、マイカーのシートを保護してくれるシートです。耐久性に優れ、デザインもお洒落。カルフォルニアあたりのハイブランドかと思いきや、オートバックスのカー用品の純ジャパPBでした。週に1〜2回は娘の習い事の送迎のついでに走っているのですが、これがあれば汗びしょ濡れの状態でも運転できるのです。

New Heights. レーシングボクサーショーツ

こちらも名前からすると海外ハイブランドのようですが、New Heights.(ニューハイツ)は滋賀県発の純ジャパブランド。日常生活にもランニングにも使える同社の「スポーツボクサーショーツ」は数年前から愛用しています。そのレース仕様が「レーシングボクサーショーツ」。今年のフル・ハーフ自己ベスト更新の時は、これとMizunoの短パン「マルチポケットパンツ」のセットで挑みました。

Petzl アクティック

平日は夜間に走ることが多く、ランニングライトは必需品です。これまでいろんなタイプのライトを試してみましたが、照射能力・軽量性・快適性のバランスが優れていると感じるのがPetzlの「アクティック」です。単4電池3本で明るく長持ちするので大変重宝しています。

Milesto UTILITY 5L

マラソン遠征する際、レース用シューズを保管する袋が欲しくて購入しました。5Lタイプのバッグはシューズを保管するのにちょうど良いサイズ。以前はシューズバッグ付きリュックを使っていましたが、最近はシューズをこれに保管して、小型スーツケースで移動しています。移動中になるべく無駄なエネルギーを使わないために。

TNF ハイブリッド サーマル バーサ グリッド フーディ

名前が長すぎて意味不明なのが唯一の難点ですが、 このThe North Faceのジャケットはめちゃくちゃ優秀。内側には肌触りが良く暖かいグリッドフリースを使用。外側の風を受ける部分は防風性能に優れた素材を配置。通勤ランの日は、上半身はこれ1枚と腹巻きだけ。そのまま出社して、そのまま走って帰ります。

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。