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エアーズロック:1周10kmのBase Walk

エアーズロック:1周10kmのBase Walk

オーストラリアの「エアーズロック」の周辺を旅ランしてきたので紹介します。

世界最大級の一枚岩の周りには、Base Walkと呼ばれる1周10.6kmの散策路が整備されています。

エアーズロックの周りを走ったらパワーがもらえるのでは?と期待していましたが、実際にはパワーを吸い取られました。

とにかく暑いので水分補給と日焼け止めはマスト。そして意外と大事なのが虫除けネットです。

当ブログでは広告を利用していますが、紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

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目次と内容

アクセス

エアーズロック(別名:ウルル)はオーストラリアにある世界最大級の一枚岩です。

先住民アボリジニの聖地であり、ウルル=カタ・ジュタ国立公園として世界遺産に登録されています。

オーストラリアの真ん中に位置し、ノーザンテリトリー州の南西にあります。日本から向かう場合、最寄りのエアーズロック空港を利用します。

余裕を持って観光するなら、エアーズロックから20kmほど離れた場所にあるエアーズロック・リゾート(Ayers Rock Resort)に滞在するのがおすすめです。

ホテルやレストラン、ショップなど、滞在に必要なものが全部揃ったリゾート施設です。

今回はシドニー出張のついでに、週末を利用してエアーズロック周辺を旅ランしてきました。

エアーズロック・リゾートからエアーズロックまでは、Hop On Busと呼ばれるバスを利用します。往復運賃は、49豪ドル(約3700円)で、所要時間は20〜30分ほど。

発着時間は時期によって異なるので、公式サイトや宿泊先で事前にチェックしましょう。

バスの中からは、エアーズロックを様々な角度から見ることができます。

Hop On Busの停留所はエアーズロックの周りに3箇所あります。

初めて訪れるならMala Car Park(マラ駐車場)がおすすめです。バスの停留所としては一番大きく、トイレや水飲み場もあります。Mala Walkと呼ばれる往復2kmのウォーキングコースの起点でもあります。

近くにエアーズロックの登山口もありますが、2019年10月以降は全面禁止となりました。

Base Walk

エアーズロックの周りには「Base Walk」と呼ばれる周回10.6kmのコースが整備されています。

今回は、「Mala Car Park」を起点に、周回10.6kmの「Base Walk」を走ってきました。歩くと3〜5時間、走ると1〜2時間かかります。

コースマップはこちら。オレンジ色の太線がBase Walkです。

自然保護のため、基本的にコースから外れてはいけません。

周囲は赤い土とブッシュ(植物)以外、何もありません。

コースは所どころで入り組んでいるので、探検気分が楽しめます。まるでインディージョンズの世界です。

所々に屋根付きの簡易休憩所がありますが、「Mala Car Park」以外はトイレや水飲み場がありません。

こちらはアリの大軍……。虫は大の苦手。

進入禁止(Track Closed)のエリアもあります。エアーズロックは先住民アボリジニの聖地なので、彼らをリスペクトしながら散策するのがマナーです。

どこまでも続く青々とした空にも圧倒されます。

コースの北側はエアーズロックから少し距離があり、エアーズロックの全体像を見るのにおすすめです。

最後は道路を走って、Mala Car Parkに戻みだい。

ギリギリ、バスの出発時間に間に合いました。もし最終便を乗り過ごしたらどうなるんでしょう。

それにしても、10km走っただけなのに走り終えた途端にどっと疲れました。エアーズロックはスピリチュアルな場所だと聞きますが、なんだかエネルギーを吸い取られたように感じます。

エアーズロックを訪れる際に、最低限必要なものは以下のとおりです。

  • 登山・トレッキング用の靴
  • 水分(1時間に1Lが目安)
  • 日焼け止めクリーム
  • 虫除けネット

地面は赤土で不安定な場所が多いため普段靴だと危険。今回はトレイルランニングシューズを履いていったので助かりました。

エアーズロック周辺は暑いので、水分補給は欠かせません。現地の方の話だと、1時間に1Lが目安とのこと。現地調達はできないので、空港やホテルで買っていきましょう。

他にも、日差しが強いので日焼け止めクリームは必須。

また、立っているだけで大量のハエが寄ってくるので、虫除けネットを忘れると大変なことになります。ランニングの最中に10回ぐらいハエが口の中に入りました……。

おまけ

最後までお読みいただき有難うございます。この記事はマラソンブロガーのtomo.が書きました。当ブログでは紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。