
マラソンブロガーのtomoです。
2018年7月15日に参加した「小布施見にマラソン」の大会レポートをお届けします。
種目はハーフマラソン。前半はアップダウンがありますが、後半はリンゴ畑や千曲川の土手などフラットな道を走ります。
真夏に走れる数少ないレースでもあり、熱中症対策を徹底して開催されます。
小布施見にマラソンは毎年7月に長野県の小布施(おぶせ)町を舞台に開催されるマラソン大会です。
真夏に開催されるため、熱中症対策を徹底しています。涼しい時間帯に完走できるようスタートは午前6時。
またコース上には「暑さ指標」の計測機器が置かれ、熱中症のリスクが高まると、走行中止やレース中止の判断がなされます。
スタート地点は小布施駅前に設置されるのでアクセスは極めて良好です。
ハーフマラソンの部は、3〜5kmが上り坂、7〜9kmが下り坂とアップダウンはありますが、後半はほぼフラット。16〜20kmは千曲川の土手の上を走り、最後は小布施総合公園でゴールします。
以下のコースマップは公式サイトより拝借しました。
埼玉県の自宅から参加するため、レース前日に長野へ向かいます。
今回は家族旅行も兼ねて、長野県の下高井郡山ノ内町にある湯田中・渋温泉郷を拠点選びました。たまたまレース翌日の月曜日が祝日だったこともあり、2泊3日の滞在となります。
レース当日は最寄りの湯田中駅から出る臨時列車に乗って小布施駅へ向かいます。日程は以下のとおり。
宿から湯田中駅までの距離は2kmちょっと。ウォームアップがわりに歩くつもりでしたが、宿の女将さんのご好意の湯田中駅まで車で送っていただきました。他に同乗者が2名。
湯田中駅に到着すると、臨時列車を待つランナーで長蛇の列ができていました。
臨時列車は小布施駅からは2本、長野駅から4本出ています。運賃は無料。25分ほどで小布施駅に到着します。
更衣室や荷物預け場所などは、駅徒歩1分の栗ガ丘小学校に設置されます。
荷物はスタート会場のトラックに預け入れ、ゴール会場で受け取るスタイル。
更衣室は栗ガ丘小学校の敷地内に設置されます。校庭には仮設トイレがずらりと並び、待たずに使用できます。小布施駅前にも仮設トイレがありました。
ナンバーカードと参加記念Tシャツを受け取ります。
背中にはメッセージカードを取り付けるのですが、「走れることに、感謝」と、いつも思っていることをそのまま言葉にしました。
スタート会場ではカロリーメイトのジェルタイプとバナナを無料配布していました。
小布施は江戸時代の絵師、葛飾北斎ゆかりの地。ウォームアップを兼ねて「北斎館」までジョギングしてきました。
スタートブロックは完走タイム(申告制)によって分かれます。今回は最前列のAブロック(1時間30分未満)からのスタート。大会ゲストの金哲彦さんのかけ声で、参加者全員でウェーブして気合いを入れます。毎年恒例の「儀式」らしい。
#小布施見にマラソン 恒例の「ウェーブ」🌊 金哲彦さんの掛け声! pic.twitter.com/GQW4m1WmAM
— tomo.run|マラソンブロガー (@tomorunblog) July 14, 2018
ここからは「小布施見にマラソン」を走った時の様子を振り返ります。
先頭ブロックから走り始めたので、スタート直後の混雑はなく4:00/kmのペースで巡航。市街地を抜けて3kmあたりで田んぼの畦道に入ります。
「今日は意外といけるかも!」と思った途端、長い上り坂に差し掛かります。ここで4:20/kmまでペースダウン。周りのランナーもキツそうでした。
7kmあたりから松川沿いの土手道に入ります。緩やかな下り坂が続き、4:00/kmまでペースが戻りました。
途中、民家の路地を通り抜けます。
りんご畑の中も通る。果実はまだ青々しい。のどかな田舎の風景を見ながら走れるのも「小布施見にマラソン」の魅力です。
再び市街地に戻り、住宅街を駆け抜けます。ジグザグコースなので結構走りにくいです。
16kmあたりで千曲川の土手道にでます。
「熱中症予防」と書かれたのぼりを発見。まだ午前7時過ぎですが、気温はすでに28度。
シャワーブースも設置されていました。
最後は小布施総合公園でゴールします。
完走タイムは、ネットで1時間26分10秒、グロスで1時間26分12秒でした。
全力を出したら自己ベストを更新できたかもしれませんが、熱中症のリスクがあるため無理はしませんでした。
本日の戦利品は、完走記念タオルとミネラルウォーターでした。
記録証もすぐに発行してもらえます。
そしてお待ちかねのご当地グルメ。さすが果物の王国、長野だけあって、フルーツが食べ放題でした。
大好物のスイカはいくらでも食べられます。
ゴール会場からはシャトルバス(無料)に乗って小布施駅へ戻ります。
ここから電車で湯田中駅へ移動して宿に戻るのですが、出発まで時間があったので、駅前の食堂で煮干しラーメンをいただきました。
今大会で初めて「暑さ指標」の存在を知りました。
暑さ指数は、熱中症予防に使われる指標です。
気温とは異なり、暑さを測る際に湿度・日射・気温の3つを考慮します。英語では「Wet Bulb Globe Temperature」と呼ばれ、頭文字とって「WBGT」と略されます。
暑さ指数も気温も同じ「℃」で表すので紛らわしいのですが、気温マイナス3〜4℃が暑さ指数と覚えておくと良いでしょう。
環境省の公式サイトでは、暑さ指数の高さに応じて、熱中症予防の運動指針をまとめています。
後で知ったのですが、今回のレースでは暑さ指数が28℃を超えたため「走行中止」の指示が出たようです。
これまでにレースや旅ランで走ったことのある国内外のエリアをまとめました。
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